赤ちゃんとの生活にも段々と慣れてくると、そろそろ赤ちゃん連れで初めての家族旅行に行きたいと思いますよね。
でも、初めての赤ちゃん連れの旅行には自分たちの持ち物のほかに赤ちゃんの持ち物も準備しないといけません。
私の初めての子連れ旅行は、息子が9カ月の頃に3泊4日の九州旅行だったのですが、おむつや着替えなどの他にイレギュラーなことが起こった時に必要な持ち物を考えたり、あれもこれも必要なんじゃないかと考えるとキリがなくなり、持ち物の準備にかなり苦労した思い出があります。
普段のお世話グッズを全部持っていくわけにはいきませんし、どんな持ち物をどれだけ持っていけばいいのでしょうか?
赤ちゃん連れの旅行、まずは必需品をおさらい!
ではまず、赤ちゃん連れの旅行でこれは持っていくべきだと思う持ち物の必需品からおさらいしていきましょう。
基本的に赤ちゃんの着替えは日数分と複数枚の予備は必ず準備しましょう。
荷物は増えてしまうかもしれませんが、慣れない移動に慣れない宿、普段はミルクの吐き戻しをしない赤ちゃんでも、もしかしたら吐き戻ししてしまうかもしれませんし、観光地でお洋服を汚してしまったりするかも。特に夏場は普段以上に赤ちゃんは汗をかくので、下着はいつもよりも多めに準備することをお勧めします。
また、いつも赤ちゃんの体調を見ているママなら、旅行に行っても大丈夫!と判断して出発するかと思いますが、赤ちゃんの頃は急に体調を崩したり、お熱を出すことがあるので、万が一に備えて保険証と母子手帳、そしてお薬手帳の3点セットは必ず持っていくようにしましょう。
そんな赤ちゃんの急な体調不良に慌てないためにも、事前に旅行先の病院もチェックしておくと更に安心です。
私の場合は、宿から一番近い比較的大きな病院を調べて行きました。
旅行先にもよりますが、観光地だと中心部に行かないと比較的大きな病院がなかったり、小さな病院だと、診療時間が短い場合があるので、スマホにブックマークしておく程度でいいので調べておくといいでしょう。
そして、赤ちゃん連れ旅行の持ち物で悩ましいのが粉ミルクと哺乳瓶グッズではないでしょうか?
完全母乳のママは必要ないかもしれませんが、ミルクと母乳派のママや完全ミルク派のママにとっては持ち物が増えてしまう1番の要因ですよね。
私もミルクと母乳の半々でないとダメだったので、どうにかして哺乳瓶と水筒を持っていかずに旅行に行けないものか、また少しでも持ち物を減らせないかとても悩みました。
ガラスタイプの哺乳瓶だと割れる可能性があるので、まずはプラスチックタイプのものを。
粉ミルクはキューブタイプのものを準備しました。
お湯は、ミルクルーム(授乳室)のある場所、もしくは宿に言えば大丈夫ですが、実際はない場所もあるので、そんな時は液体ミルクを持参するのも手です。
液体ミルクは、お湯が不要で常温のまま哺乳瓶に移し替えて赤ちゃんに与えることができるので、わざわざ調乳用の水筒を持参する必要がなく、とても便利です!
粉ミルクを液体ミルクにするだけで、持ち物がかなり減らせるのでぜひ検討してみて下さいね。
最近では、直接液体ミルクの缶に哺乳瓶の乳首をつけることができるものもあるので、チェックしてみてください。
赤ちゃん連れ旅行の持ち物の必需品はこちら!
- 着替え
- 紙おむつ、おしりふき
- 保険証・母子手帳・お薬手帳
- 常備薬
- 粉ミルク(キューブタイプ・スティックタイプ)
- 哺乳瓶・洗浄グッズ(粉ミルクの場合)
- 水筒(粉ミルク用のお湯を入れるもの)
- 離乳食・ベビーフード・スプーン
- 食事用エプロン(洋服を汚さないため)
- 水分補給用マグ
- 入浴グッズ
- 歯ブラシ(歯磨きシート)
- ハンドタオル(ガーゼタオル)
- バスタオル
- 肌掛け
- ベビーカー
赤ちゃん連れの旅行で持っていくと便利な持ち物は?
さて、赤ちゃん連れの旅行で必需品の持ち物以外に、これはあると便利で使えた!またイレギュラーなことが起きた時にとても助かった!という持ち物もご紹介していきます。
抱っこひも・スリングなど
特に自然豊かな観光地などでは、整備されていない施設もあったり、ベビーカーでは通れない、入れない場所もあるので、そんな時にはとても便利です。
授乳ケープ(母乳の場合)
ミルクルーム(授乳室)がない場合や移動中の車内などで授乳をする際に人の目を気にせず、とても助かりますよね。また授乳ケープの代わりにガーゼのおくるみやモスリンコットンでも代用できます。
ジップ付きビニール
お菓子の小分けや、ゴミや汚れたものなどを入れたり、旅先でのパンフレットなどを入れたりと、あらゆる用途で使えるので様々なサイズのジップ付きビニールを持っていくといいでしょう。
おむつ替えシート
なければレジャーシートなどでも代用可能。赤ちゃん用のおむつ替え台がなかった場合に使えます。
また旅行には使い捨てタイプのおむつ替えシートも便利です。おむつ替えのタイミングでおしっこをしてしまったり、うんちがおむつから漏れてしまったりといったトラブルにも使い捨てのおむつ替えシーツなら汚れてもそのままおむつと一緒におむつ用ゴミ箱にくるんで捨てられますし、おむつ替え台も汚さず、何より衛生的ですよね。
おねしょシート
もし万が一、夜中におむつからおしっこが漏れて宿泊先のベッドや布団を汚してしまった…そんなトラブルの場合におねしょ シートがあれば汚さずに済みますし、パパもママも安心して眠れますね。
お気に入りのおもちゃ
普段から赤ちゃんが気に入って遊んでいるおもちゃがあればぜひ持っていきましょう。なるべくコンパクトで、なおかつお気に入りのおもちゃを2~3個、またお気に入りの音の鳴る絵本などを持っていってもいいですね。
除菌ジェル・ウェットシート
お食事の時やちょっとした汚れを拭いたり。あらゆる場面で使えるのでとても便利。
冷却シート
もし万が一熱を出してしまった時に。また夏の暑い日の熱中症対策として。
帽子
熱中症対策として、また眩しい日差しの時に。冬はニット帽子にしてあげると、赤ちゃんの頭を寒さから守ってくれますよ。
虫除けスプレー
山や川などの自然豊かな観光地巡りの時にあると、虫刺されから赤ちゃんのデリケートなお肌を守ってくれます。
うどんカッター(ヌードルカッター)
うどんやパスタなど麺類はもちろんのこと、お肉や野菜など食べやすくしたい時に。うちの息子の場合は旅先の食事で困った時はうどんだったので、お箸で切るよりも断然早く切ることができてとっても便利でした。
チェアベルト
飲食店の子供用イスは、意外とベルトなしのものが多く、まだちゃんと座れない赤ちゃんの転倒防止や活発に動く赤ちゃんを固定できるので、お食事が格段と楽になります。
大人用のイスにも取り付けでき、ママの膝の上に乗せる時にママと固定しても。コンパクトに畳めて軽いので、普段のお出かけにも重宝しますよ。
赤ちゃん用の荷物を減らすコツ
あれも持って行った方が安心、これも必要かも…
赤ちゃんとの旅行は、万が一の事態も考えるとついつい荷物が増えてしまいがち。
できれば、荷物が少ないに越したことはないですよね。
最近では、赤ちゃん歓迎の宿やホテルが多くなってきているので、旅行計画の段階で宿泊予定先の宿のHPをチェックしたり、事前に問い合わせをしておくと、とてもスムーズです。
たとえば、おむつやおしりふき、離乳食を用意してくれる宿や、ベビーベット、低めのベットがある宿、なかにはベビーカーの貸出をしてくれる宿もあったり、ホテルや宿ごとでさまざまなサービスがあるので、ぜひチェックする価値ありです。
また、現地調達できるものは現地で買ったり、お食事エプロンやおむつ替えシート、使い捨て哺乳瓶など、使い捨てできるものは、使い捨てを利用することも赤ちゃんの荷物を減らすコツです。
まとめ
赤ちゃん連れの旅行を楽しむためには、普段の赤ちゃんとの生活で使っている持ち物をリスト化するなどして、どんな持ち物をどれだけ持っていけばいいのか整理するなど、事前の準備がとても大切。
現地調達できるものもあることを頭に入れつつ、持ち物をリストアップするなどして忘れ物のないように準備していきましょう。
私の場合は、滞在日ごとに使用するおむつや下着や着替え、タオルなどを大きめのジップロックにまとめました。滞在日ごとにすでにパッキングできているので、あれこれスーツケースの中を探す必要もなく、どこに何があるか分かるので取り出しがとてもスムーズでした。
初めての赤ちゃん連れの旅行は、不安や心配なこともあるかと思いますが、持ち物チェックリストを活用して事前に準備をしたり、宿泊先、移動時間などをリサーチするだけでかなり不安は解消されるので、赤ちゃんの体調を優先しつつ、家族でたくさんの思い出ができる旅行にしていきたいですね。
リトル・ママ認定ライター ふじえださおり