早い場合には妊娠12週ごろには確認できることも。妊娠14週ごろになるとより確実に分かる確率が高くなります。
3ヶ月(8~11週):ママはつわりで苦しい時期ですが、赤ちゃんは身長約13~60mm、頭・胴・手足と3頭身の人のかたちになってきています。男女の違いが出始めるのは10週くらいです。
4ヶ月(12~15週):赤ちゃんは身長約60~130mm、内臓などの器官がほぼ完成します。早い場合この時期に性別がわかることもありますが、赤ちゃんの姿勢や位置によって外性器が超音波検査で確認しにくく、まだ性別が分からないことが多いです。
5ヶ月(16週~19週):赤ちゃんは身長約110~200mm、骨や筋肉が発達し、体つきは4頭身になります。髪の毛や指紋までもができてくる時期です。超音波検査で外性器が見えれば性別が判明することもあります。胎動が始まることも多く、楽しみの多い時期と言えるでしょう。
6ヶ月(20週〜23週):赤ちゃんは身長約170~300mm、性別がよりはっきりと分かるようになってくる時期です。
赤ちゃんが大きくなるにしたがって性別も分かりやすくなります。ただし、超音波検査のときにお腹の赤ちゃんの姿勢によっては見えないことがあり、性別が分からないこともあります。
お腹の赤ちゃんの性別を知る方法は?
受精した瞬間に決まっている性別。しかし、赤ちゃんが大きくなっていない妊娠初期には性別の判別は困難です。
赤ちゃんの性別は、赤ちゃんがある程度育ってきてから、妊婦検診の際に行われる超音波検査で知ることができます。外性器のかたちが一番の目安になります。
男の子か女の子か見分けるポイント
- 男の子
- 足の間に陰嚢(いんのう)がついていれば男の子です。この陰嚢を確認できると、「男の子の可能性が高い」と判断されます。
- 女の子
- 足の間にある外陰の形で確認します。一般には「木の葉のような形」と表現されることが多いようです。
ただし、前述したとおりお腹の赤ちゃんの姿勢によっても見えないことがあり、超音波検査による性別の判断は100%ではありません。
超音波検査の画面やエコー写真を自分で分析して「これは睾丸みたいな形だから男の子!」と判断してしまう人もいると思いますが、実は初産の妊婦さんが自分で分析するには難しいのです。自己流ではなく、お医者さんに「これが睾丸です」等と説明を受けたほうがよいでしょう。
ジンクスは楽しむ程度に
お腹が前に突き出ていたら男の子、丸いときには女の子…
ママの顔つきがキツくなったら男の子、優しい顔になったら女の子…
と、胎児の性別に関するジンクスはたくさんあります。妊娠中は他の人から言われる機会も多いとは思いますが、どれも科学的な根拠はないと理解した上で楽しむのが良いでしょう。