毎日の食事作りに悩んでいるお母さんは多いと思います。もちろん良い食習慣を身につけるために、主菜や副菜の揃った食事を食べる機会を与えることは大切ですが、そのことがお母さんのプレッシャーなるのなら、毎日である必要はありません。
かつての日本では、ご飯とお味噌汁に小さなおかずや漬物を添えた一汁一菜の質素な食卓が一般的でした。本来それで栄養は足りていたわけですが、一つ注意しなければならないのは、かつては主食が白米ではなく、玄米や雑穀米だったという点。
白米を食べるのが一般的になったことで、精米される過程で削られてしまうビタミンやミネラルを補うために、おかずが必要になったわけです。だったらその足りない要素を盛り込めば、栄養バランスとしては問題なくなるということです。