福岡の小児歯科医院「KiD’s 歯科 べふ」の下飛田道子院長による連載コラム「とび先生のキッズ歯科」。今回は、子どもの歯の生え変わる時期と仕上げ磨きについて伺いました。
乳歯から永久歯へ生え変わる順番は、上下の前歯が年長~1年生頃、乳臼歯の奥の第一大臼歯(6歳臼歯)が6才頃、13才頃までに第二大臼歯へと続きます。
6歳臼歯は噛み合わせの要です。全ての歯の中で一番大きいので、生え揃うまでに時間もかかります。奥に生えてくるため磨きにくく、むし歯になりやすいのです。生えたての6歳臼歯は横から歯ブラシを突っこむようにして磨きます。
生え始めの永久歯は未熟で酸に弱いので、より丁寧に磨くことが大切。本人が磨けているようでも、仕上げ磨きは9才くらいまで続けましょう。磨き残しがあると口臭がしたり、歯茎が赤く腫れて歯肉炎を起こしやすくなります。定期的な歯科健診を受けましょう。
「お口の中を綺麗に保つこと」は感染症の予防になるだけでなく重症化を防ぐためにとても大切です。毎日の手洗い・うがいの習慣に加え、歯磨きも頑張りましょう。
KiD’s 歯科 べふ下飛田道子先生
福岡市城南区鳥飼5-2-30 凱旋門ビル1F
http://www.kidsshika-befu.com/
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