夏場の衣類に付着している汚れのほとんどは皮脂です。汗や食べ物など水溶性の汚れなら”水だけ“洗濯で十分な場合も多いのですが、皮脂など油溶性の汚れを落とすには、洗剤(=界面活性剤)を使う方がキレイに洗えます。ただし、入れ過ぎには注意しましょう。洗剤を使う場合は、本来たくさんの水ですすぎが必要ですが、洗濯機任せにしたり、節水を意識しすぎたりすると、汚れが落ちないうえに洗剤も残ってしまい、それがニオイの原因になるのです。
外遊びが多く、汗をたくさんかく時期の洗濯で大切なことは、洗剤を増やすのではなく『しっかりとすすぐ』こと。洗濯は毎日のことなので、汚れの性質や洗剤のことを知っておくと、少しだけ洗濯が楽になりますよ。