お粥が食べられるようになった後に、何を食べさせたらいいのか悩みませんか?胃腸の回復にいい食事のレシピを管理栄養士の川田麻実さんに教えてもらいました。
胃腸が弱っている時は、体に栄養を送る鉄分と、下痢で皮膚が荒れやすいので亜鉛を積極的に摂らせたいところ。卵やしらす、豆腐など、ビタミンだけでなくミネラル補給も意識してみましょう。あとはオリゴ糖が含まれる玉ねぎやバナナもおすすめ。
食物繊維を多く含むごぼうやれんこんなどの野菜、いちごやレーズンなどの果物、きのこ類は控えてください。また、油分を多く含む食材も注意が必要です。ヘルシーに感じますが、脂ののった魚(マグロやサバ)も控えましょう。様子を見ながら少しずつ与えてくださいね。
胃腸が弱っている時の調理は水分を多めに”煮る“のが基本。味付けはだしや食材の旨み成分を活かしていつもより薄味に。薄味で食べないようなら、ほんの少し味を足して与えましょう。
・うどん(ゆで)・・・1/2玉 ・卵・・・1個 ・玉ねぎ・・・15g ・にんじん・・・15g ・だし汁・・・200ml ・醤油・・・小さじ1 ・水溶き片栗粉・・・小さじ1 ・青のり・・・少々
① 玉ねぎ、にんじんは長さ3cmの細切りにする。 ② 鍋にだし汁、❶と醤油を入れ、中火で3分ほど煮る。 ③ うどんを食べやすい長さにカットし、❷の鍋に加え、表記の時間通りに茹でる。 ④ 水溶き片栗粉を入れ、大きくかき混ぜる。溶き卵を加え、卵が固まったら火を止める。 ⑤ 青のりをふりかけたら完成!
卵は栄養がとっても豊富。玉ねぎにはお腹に優しいオリゴ糖が含まれています。青のりはミネラル補給に。
・ご飯・・・100g ・小松菜(葉の部分)・・・5g ・しらす・・・大さじ3 ・黒ごま・・・小さじ1/2
① 小松菜の葉をやわらかくなるまで茹でて、食べやすい大きさに切る。 ② ボウルに小松菜、しらすを入れて混ぜ合わせる。 ③ 柔らかめに炊いたご飯に❷をのせる。 ④ ごまをすり潰しながらふりかけて完成!
小松菜としらすはカルシウムとビタミンDが豊富!外出できないときの骨の強化メニューにぴったりです。ごまをプラスしてミネラル補給に。
・豆腐・・・30g ・にんじん・・・5g ・ブロッコリー・・・10g ・甘麹(砂糖小さじ1で代用も可)・・・小さじ2 ・醤油・・・小さじ1/2 ・かつお節・・・少々
① にんじん、ブロッコリーはみじん切りにする。耐熱容器に入れ、水小さじ1(分量外)を加えラップをし、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。 ② 豆腐はキッチンペーパーで包み、電子レンジ(600W)で1分加熱する。水気を絞りボウルに入れる。 ③ ❷に醤油、甘麹、かつお節を入れ、混ぜ合わせる。❶の野菜を和えて完成。
ミネラルを含む豆腐をメインに、栄養価の高いブロッコリーを細かく刻むことで消化吸収の良さを意識。お腹に優しい甘麹で甘味をプラス。
栄養士/幼児食アドバイザー/フードコーディネーター。離乳食・幼児食の料理教室「GOOD ONE MEAL」を主宰。3才・0才の2児のママ
Instagram:@asami_kawata
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