新型コロナウイルスによる外出自粛が続き、ママ達の間でも不安が広がる中、普段とは違う状況下でのママ友付き合いにも変化が見られているようです。ママ友との関係に救われたという声もある一方で、逆に亀裂が走ったという人も。コロナ禍におけるママ友付き合いの中で、ママ達が感じていることを調査しました。
※2020年4月3日~4月8日リトル・ママ会員アンケートより(回答数=1379人)
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一番多かったのが、コロナに対する意識・危機管理の違いからくるストレス。大丈夫と思う境界線が違うからこそのすれ違い…。相手は良かれと思って誘ってくれていると思うと断りにくく、ストレスに感じたという人が多いようです。
※アンケートの意見から抜粋
自粛しなければと思っているのに、これくらいなら大丈夫と遊びに誘ってくるママ、旅行や映画館に行って「人が少なくてよかった!」と気楽なSNSの投稿にイライラを募らせているママも。
近くの公園でも怖いと感じているママからすると、近所の公園へのお誘いにも困ってしまいます。断るという勇気をもたなければ、相手に嫌な思いをさせずに断らないと、という気疲れをすることも多いようです。
こういった意識の違いを目の当たりにし、そのママ友とは今後付き合いたくないという厳しい声もありました。
ママ友との付き合いでマイナス面も出ている一方で、ママ友の存在に助けられているママも。たくさん寄せられたエピソードから特に多かった3つをご紹介。
いまだに売り切れ状態が続くマスクや除菌関係のもの、買い占めによって一時なくなったトイレットペーパー、ティッシュペーパー、オムツなど。
実際になくて困っていると、多めに買っていたからとマスクを分けてもらったり、手作りマスクをもらったりして助かったというママが多数。「マスクを一緒に探してくれた」「スーパーで見つけたからとトイレットペーパーや除菌スプレーを代わりに買っていてくれた」「おうち遊び用のおもちゃをゆずってくれた」というママもいました。
助けられたママ達は、自分たちも大変な状況にも関わず分けてくれたその優しさに心打たれていました。
ラインなどのSNSを通しての情報交換にとっても助かった!と多くの声。「◯◯のスーパーにマスクなどの日用品が売っているよ!」などのお買い物情報、人の少ない公園、おうちでの過ごし方や遊び方、消毒のアドバイスや外にでていいかの判断の相談などの情報交換をされています。時短料理のレシピを教えあったりしているママもいました。
またお互いにつらい状況のなか、グループLINEや電話で励ましあったり、愚痴をいいあったり。実際に会えなくても、SNSを通じての結びつきに励まされたり、やりとりが増えることで信頼関係が深まったというママたちもいました。
遠出できない分、近くの公園なら・・と近所で過ごすママも多いようです。
今まであまり話したことのなかった近所のママと頻繁に会うようになったことで、近所のママ友ができた、隣人の家族との交流が増え仲良くなれた、とママ友の輪が広がっているようです。近所のママ友と仲良くなったことで、連携プレーが上手になったというママも。近所の情報交換や、おすそ分けをしあったりするようになったそうです。
卒園式や家族ぐるみの旅行などのイベントが中止になり、会いたい友達にも会えず寂しい思いをしているママの声も聞こえてきました。
これまで子育てに関する情報や悩みをママ友と気軽に共有していた人にとっては、気軽に話ができない今の状況を寂しく感じているようです。
新型コロナウイルスが蔓延しているなか、今まで通りの付き合いが出来ずにストレスを感じているママ達が多いですが、そんなときでもお互いに助け合っているママ達の声をきくと励まされます。
コロナ対策の危機意識の違いからくるすれ違いも多くあることから、付き合い方が難しく感じられることもあるかもしれませんが、相手の立場や考えを思いやりながら、手を取り合ってこの困難な時期を乗り越えていきたいですね。
(リトル・ママ認定ライター eriko)
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