アプリならもっと簡単に子育て情報を探せる!

セカンド抱っこ紐が必要なパターンと選ぶポイントについて解説

セカンド抱っこ紐という言葉を聞いたことがありますか? セカンドとは「2番目の」という意味。つまり、セカンド抱っこ紐とは、赤ちゃんの成長や利用シーンに応じて買い足す2本目の抱っこ紐のことなのです。

これを読んでいるみなさんが「現在持っている抱っこ紐」がどのタイプかによって必要性は異なります。この項目では、それについて説明していきますね。

 

 

○新生児期から2歳頃まで使える抱っこ紐を既に持っている場合

2歳ごろからは抱っこよりもおんぶがメインになる人が多いかと思います。ですので、2歳頃まで使える抱っこ紐を持っている場合は、セカンド抱っこ紐は基本的には不要です。

 

 

○新生児対応の抱っこ紐しか持っていない場合

新生児を抱っこするために、首へのサポートが手厚い抱っこ紐を買った方も多いと思います。または、横抱き用の抱っこ紐を購入したかたもいるかもしれませんね。
この場合は、乳児期から2歳ごろまで使えるセカンド抱っこ紐を買い足す必要があります。

 

 

○ベビーカーで外出することが多い場合

 

普段はベビーカー、赤ちゃんがぐずった時には抱っこ…というご家庭も多いと思います。このケースでも、持ち運びやすさを重視した「折り畳めるコンパクトな抱っこ紐」をセカンド抱っこ紐として買うケースが見られます。

 

○抱っこ紐の使用頻度が高い場合

純粋に「変えが必要」というご家庭も多いですね。毎日抱っこして使用頻度が高いと、どうしても汚れてしまいます。そのため、洗い替え用としてセカンド抱っこ紐を用意するケースがあります。

セカンド抱っこ紐を選ぶ際のポイント

セカンド抱っこ紐に必要な機能について、説明していきます。

 

○現在使っている抱っこ紐に無い機能を備えたもの

今使っているものに不満がなければ、そもそも買う必要も無いわけです。今使っている抱っこ紐に関して「こんな機能もあればいいな」「この抱っこ紐、もっと○○(軽い、折りたたみやすい、など)だったらいいのに…」と思うようならば、それはセカンド抱っこ紐を検討するサインです。

 

○2歳以降も使えるおんぶ対応のもの

抱っこが大好きな子どもは、4歳くらいになっても自分では歩きたがらずに抱っこ・おんぶを求めてくることも。厚生労働省によれば、4歳男児の体重の平均は16.8kということですので、ママ・パパの負担は大変なものです。身体を傷めないためにもおんぶ対応のセカンド抱っこ紐を用意したいところです。
既におんぶ対応のものを持っている場合には、ヒップシートなどの簡易的なものがあると、利用シーンが広がり便利ですね。

 

○体の不調に応じたサポートができるもの

抱っこ続きのご家族に多い悩み、それは腰や肩の痛みです。
既存の抱っこ紐を使うことで不調を感じている箇所があれば、それをサポートできる機能が備わったものを選ぶのが良いでしょう。
「肩や腰が楽」ということを売りにしている抱っこ紐もありますので、そういったものをセカンド抱っこ紐として検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめのセカンド抱っこ紐

○ヒップシート

ヒップシートは、お座りができるようになった赤ちゃん(生後6〜36か月頃)に使用できる抱っこ紐です。
ウエストポーチのように腰に巻き付け、台座の部分に赤ちゃんを座らせます。
子どもの抱き降ろしがサッとできるので、よちよち歩きを始める頃の赤ちゃんにおすすめです。商品によっては新生児から横抱きで使用できたり、36ヶ月より大きくなっても使用できるものなど、さまざまです。セカンド抱っこ紐として購入するばあいは、いつまで使用できるかが大切になると思いますので、購入前に使用できる月齢を確認してから買うようにしましょう。

 

ヒップシートは着脱が簡単で、子どもの乗せ降ろしも楽なのが特徴です。
「抱っこして~」「降ろして~」を頻繁に繰り返すお子さんにぴったりですね。また、抱っこ紐よりも熱がこもりにくいため、夏にも使いやすいといえます。

また、「肩紐がないタイプのもの」は、ずっと手で赤ちゃんを支える必要がありますが、肩に掛かる負担がありません。肩こりになやんでいる親御さんたちには嬉しい商品と言えるでしょう。

 

ヒップシートは比較的リーズナブルな値段で売られており、高くても1万円ほど。セカンド抱っこ紐としては嬉しいですね。抱っこが大変だな~というお悩みがあるなら、一度試してみるといいかもしれませんね。

ただし、長時間抱っこする場合には、抱っこひものほうが適しているでしょう。
また、ウエストポーチのように台座部分に荷物を入れられるタイプのものは、手ぶらで近所にでかけるようなときには便利ですが、プレーンな抱っこ紐よりは重量があることが難点です。近場以上の距離に出かけて使うことが多いようならば、軽量タイプのものや、折りたたみしやすいものも検討するとよいかもしれませんね。

 

○スリング

スリングは授乳ケープ代わりにもなる便利な抱っこ紐です。
また、コンパクトに折りたたんでしまうことができるため、持ち運びが簡単です。
付け外しにコツがいるので慣れが必要ですが、洋服とも合わせやすく、スリングを含めたコーディネートを楽しむことができます。

スリングタイプの抱っこひもは、大きく3つに分けられます。

 

◇リング式

二つのリングがついたリング式のスリングは、リングに通した布を引っぱって大きさを調節します。これにより、体格の違うパパとママが同じスリングを使うことが可能です。

 

◇バックル式

バックル式のスリングは着用前に長さを調節しておけるので、あつかいが簡単で初心者におすすめです。
内側にもバックルがついているものもありますが、これは赤ちゃんの落下を防止するためです。
バックルが目立つのが玉にキズですが、最近ではバックルのかわりにファスナーがついているものもありますので探してみてはいかがでしょうか。

 

◇チューブ式

リングやバックルもない、1枚の布だけのスリングです。
ただの布のように折り畳めるため、全ての抱っこ紐のなかで持ち運びが一番ラクと言えるでしょう。

気をつけなければいけないのは、サイズ選びです。使用する人の体型に合わせないといけませんので、ママとパパの体格が違う場合には、共用できません(2人とも使いたい場合には、2枚買う必要があります)。

すべてのタイプのスリングに言えることですが、赤ちゃんによってはスリングが嫌いな子もいます。買ったはいいけれど赤ちゃんが抵抗する…というような場合には、「この子には合わなかったのだな」と潔く諦めることも必要かもしれません。

 

○クロスタイプ抱っこ紐

通常の抱っこ紐にあるようなバックルなどが付いていないため、軽量でコンパクトです。
クロスのになっているところから肩を通すだけで装着でき、素早く赤ちゃんを抱っこできます。
また、1万円以下の商品が多く、セカンド抱っこ紐として検討する人が多い商品です。

まとめ

今使っている抱っこ紐に不満がない場合、セカンド抱っこ紐を買う必要はありません。今使っている抱っこ紐に「不便だな」と感じるところがあるようならば、それはセカンド抱っこ紐を検討するサインです。利用シーンや使う人を想定したうえで、セカンド抱っこ紐を検索してみましょう。

ライター 星まさよ

関連記事

リトル・ママフェスタ

リトル・ママからのお知らせ

リトル・ママコミュニティビジネススクール

毎月当たるプレゼント

毎月あたる 頑張るママに読者プレゼント

★アンケート回答でプレゼントに応募できる!

プレゼント一覧はこちら

育児情報誌

育児情報フリーペーパー
全国の幼稚園・保育園等で配布する育児情報フリーペーパー「Little mama」
ページ上部へ戻る

カテゴリー一覧