福岡の小児歯科医院「医療法人 元気が湧く 子どもの歯科」の近藤嘉人先生による「こんどーせんせいのこどもはスゴイ!」。前回に続き、気になる子どもの歯科矯正についてお伺いしました。
保健所や保育園、幼稚園、就学前検診を含めて小学校などで受ける歯科健診の結果、子どもの歯並びを指摘されたら、どう考えたらいいでしょうか。ここでは、小学校入学以降の矯正についてお話しします。
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歯列矯正では永久歯がそろうまでをⅠ期、そろった後をⅡ期と呼び、女子は小学校高学年、男子は中学生の頃、身長がグンと伸びる成長期にⅡ期を迎えます。
小学生のⅠ期は「Ⅰ期のみで終わる」ため前歯を動かしたり、「将来ひどくなるのを防ぐ」ためマウスピースで癖を止めさせたり顎の成長をコントロールしたりします。前者は軽度の「叢生(そうせい)」と歯槽性(しそうせい)の「反対咬合(はんたいこうごう)」、後者は歯槽性の「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」「開咬(かいこう)」、骨格性の「反対咬合」があてはまります。
Ⅱ期は、成長を待って永久歯を動かし、永久歯の抜歯も検討します。重度の「叢生」、骨格性の「上顎前突」「開咬」「反対咬合」があげられます。
Ⅰ期治療が適切なこともありますので、かかりつけ歯科医院にご相談ください。
医療法人 元気が湧く こどもの歯科近藤嘉人先生
福岡市南区大橋3-1-1 大橋プラザ2F
http://kodomonoshika.com/
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