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子どもが「うがい」を上手にできない時の教え方や練習方法【ドクターコラム】

福岡の小児歯科医院「KiD’s 歯科 べふ」の下飛田道子院長による連載コラム「とび先生のキッズ歯科」。「子どもにうがいをさせたいけど、飲んでしまう」と悩むママ・パパも多いのでは?うがい上達のポイントを教えてもらいました。

新型コロナウイルスの感染予防のため、ご家庭でも手洗い、手指消毒、マスクをつけるなどの対策をされていると思います。

 

私も幼い頃、先生から風邪の予防のために「外から帰ったら、手洗い・うがいをしましょう」と、言われていたのを思い出しました。

 

うがいには、菌やウイルスが粘膜から侵入する前に、外へ洗い流す効果があります。手洗いと一緒に感染予防の習慣として身につけることができるといいですね。

うがいは何歳からできる?

お口の中を清潔にする「ブクブクうがい」は、むし歯や口臭予防にも大変効果的です。3才児で約50%、4才児では約75%の子ども達ができるようになるといわれています。

 

また、のどの奥の汚れを洗い流したり、潤いを与えたりする「ガラガラうがい」は、風邪予防に効果的ですが、3才児で約25%、4才児でも約50%しかできません。5才になると約75%ができるようです。

ブクブクうがいの練習方法

まずは、簡単なブクブクうがいの練習から始めるのがおすすめです。子ども達は真似をするのが大好きなので、お母さま・お父さまがやってみせるのがいいでしょう。

 

水を含まずに口を閉じ、頬を片方ずつ左右交互に膨らませて「真似してごらん」と遊ぶことから始めてみてください。いわば”エアーブクブクうがい”ですね。

水を使っての練習は濡れてもいいように、入浴時にします。口の中に水を含み、飲まずに口の中に数秒溜めておきます。溜めておけない子どもは、飲んでしまうか、すぐに吐き出すかもしれません。慣れてきたら、口に半分くらい水を含んで、「ブクブク」と水を動かし口の中の食べカスを浮かせ、吐き出します。

ガラガラうがいの練習方法

ブクブクうがいできるようになったら、次はガラガラうがいにチャレンジです。水を含んで上を向き、口を明けて息を出す練習をします。

 

うまくできたら(できなくても)、たくさん褒めてあげてください。子ども達がひとつのことを覚えるのは大変ですし、時間もかかりますが、健康のための生活習慣です。少しずつ身につけていきましょう。

お話を聞いたのは

キッズ歯科へぶ_下飛田道子院長

KiD’s 歯科 べふ
下飛田道子先生

福岡市城南区鳥飼5-2-30 凱旋門ビル1F

http://www.kidsshika-befu.com/

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