しつけや教育方針に関する考え方の違いも、よく聞かれる悩みのひとつです。そもそも価値観とは、自分が育ってきた環境によって培われるもの。それぞれが相手の価値観を尊重しながら歩み寄る必要があります。心がけたいのは「子どものために最も大事なことは何か」という“子育てビジョン”を夫婦で共有すること。軸がしっかりしていれば、考え方の違いが起こった時も話し合いがしやすくなります。
もし夫婦のコミュニケーションがうまくいかないと感じたら、「ありがとう」の数を倍にしてみましょう。「ありがとう」と言われて嫌な気分になる人はいませんし、「こちらこそありがとう」と返したくなるはず。そんな両親の姿を間近に見ることで、子どもの思いやりの心も育つと思いますよ。