赤ちゃんの首が傾いてしまっている場合の改善法を説明します。
チャイルドシートを正しく取り付ける
チャイルドシートは、各メーカーによって取り付け方のポイントが異なるため、取扱説明書を参考にして正しく設置しましょう。後部座席に、しかも後ろ向きにとりつけるのでは、赤ちゃんの様子がわからず、心配に思う人も多いと思います。ベビーミラーを取り付けたり、こまめに声がけをすることによって、赤ちゃんの様子を確認しましょう。
サポートクッションやヘッドサポータを使う
車の中で新生児の首が傾いてしまったり、グラグラするのを予防するためには、サポートクッションやヘッドサポーターを使うのがおすすめです。首と頭をやさしく固定することにより、赤ちゃんの首が傾きにくく楽な姿勢で車に乗せることができますし、頭がグラグラ揺れるのも防止することができます。チャイルドシート用のクッションは可愛らしいデザインのものが色々売られており、見ているだけでも楽しくなりますよ。赤ちゃんの首を両側からはさみこむ「H」のような形をしたクッションなら、寝転がった状態の新生児にもぴったりフィットして、首の傾きを防いでくれます。
頭の両側にタオルを置く
クッションの代わりに、タオルを筒状に巻いて赤ちゃんの頭の左右に置いてもよいでしょう。赤ちゃんの頭の両脇の空いている部分を埋めることによって、赤ちゃんの首が傾くのを防ぎます。
とてもお手軽でオーソドックスな方法ですが、H型クッションのように両方のタオルが固定されているわけではないので、ずれてしまうことがあります。長時間のドライブでタオルがずれていると、赤ちゃんの顔にかかったりして危険ですので、こまめに確認するなど気をつける必要があります。
ベッド型チャイルドシートを選ぶ
チャイルドシートの中には、完全に平らにできるベッド型のものも存在します。
新生児~12ヶ月ころの赤ちゃんが、ねんねの姿勢で車に乗ることができるというものです。自然な状態で乗車でき、首が前に傾くことがありません。ぴったりとしたヘッドサポートがついていて、首をサポートしてくれるものも売られています。
ベッド型のチャイルドシートは赤ちゃんが前後に揺れにくく、事故に強い構造をしていますので、新生児期の安全を強く守りたい場合にもおすすめです。