園では1年を通して様々な行事があります。一つひとつが思い出になり、成長を感じられるのも嬉しいですよね。今回は園の伝統行事を教えてもらいました。
※リトル・ママ2022年2月号読者アンケートより
季節の恒例行事
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節分には本格的な赤鬼と青鬼が来て、子どもたちは大泣き。誰だか分からないくらいの変装っぷりです(笑)。ハロウィンはみんな仮装で登園。先生方の気合の入れ方がすごい!お寺の保育園なので、お釈迦様にお花を供える「花祭り」や「成道会(じょうどうえ)」といった珍しい行事があります。年賀状の時期に園内にポストを設置。先生手作りの切手やハガキを使い、子どもたちが年賀状を投函。配達も子どもたちがやります。先生手作りのかるた大会。保育園にちなんだかるたで、とてもおもしろいなと思いました。広いホールに8段の雛飾りが並び、圧巻!杵と臼を使った餅つき体験。つきたてお餅の柔らかさと美味しさを味わうことがきました。ママも子どもも浴衣(ゆかた)で参加の夏祭り。クリスマス会にサンタさんが来てくれる。子どもたちがすごく喜ぶ行事です。
食育の取り組み
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毎月のお誕生日会は、当番の保護者たちがお菓子を作ります。年長の子どもが味噌づくりをしています。完成したら出来立ての味噌で味噌汁を作るとのこと。間近で見ることはできないけど、想像しただけでワクワク♪「白おにぎりの日」があります。その日の昼ごはんは塩おにぎりだけ。食の大切さやありがたみを感じるためだそうですが、帰ってきてからの「お腹すいた」コールがすごい(笑)。
感動的なイベント
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年長になると、系列の園が集合して市民会館で行うフェスティバルに参加。たくさんの人の前でマーチングを披露します。大舞台で緊張する子どもの顔が可愛くて大切な思い出です。運動会で年長さんが和太鼓演奏。我が子もあんな風にできるのかと憧れました。キリスト様の生誕劇。3年間いろいろな役で登場する息子を見られて楽しかった。運動会のソーラン節は感動です。
その他
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乾布摩擦。入園時の案内に手ぬぐいの作り方が記載されていてびっくり!私が卒園した幼稚園に息子も通っていて、昔から年間を通して園のプールで水泳があります。音楽発表会でドラムの演奏。子どもたちも普段できないドラムを触ることができていい経験です。お茶会を開き、祖父母をもてなします。保育室の壁にマジックミラーがあって、隣の部屋から普段の子どもたちの様子が見学できる日があった。年度始めに自己紹介カードを書きます。保護者の趣味を書く欄があり、子どものことだけでなく保護者の方のことを知れるいい機会に。共通の趣味が見つかり仲良くなったママさんもいます。一人一台のオルガン学習。珍しいと思います。スケート教室。自然豊かな環境で、果物狩りや芋ほり、つくし摘み体験までありました。※記事中の行事はコロナ禍で中止のものも含まれます
まとめ
「我が子の園の伝統行事」いかがでしたか?園独特の取り組みや地域色もあり、とても楽しく拝見しました。節分や餅つき、夏祭りなど季節感を味わうイベントは、それぞれの園で特徴や工夫があるよう。また運動会や発表会は達成感を味わい、子ども同士の関わりを学びながら絆を深める狙いがあるような気がします。
年中で転園した息子の幼稚園では、夏場にボディペインティングを楽しむのが恒例。園児は手足にいろんな色の絵の具を付け、園庭に広げた大きな紙の上に体全体を使って思いっきり絵を描くそうです。最後はお友だちと顔に絵の具を付け合ったり、バケツを頭からかぶる子もいたり…。聞いただけでワクワクしていましたが、コロナ禍2年連続で中止になってしまいました。
アンケートでは楽しみにしているイベントが続々中止になり残念に思うママも多くいました。園の伝統行事を経験しないまま卒園してしまうのは寂しい限り。来年度こそは開催されることを願っています。
◆構成/リトル・ママ編集部
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