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コロナウイルスによる家計の変化は?最も増えたのは食費

コロナアンケート

世界中に猛威をふるっている新型コロナウイルス。日本でもついに緊急事態宣言が出され、指定された都市を含む多くの地域では、学校が休校になり、幼稚園・保育園も登園自粛や休園になっています。


不要不急の外出を控えるよう自粛要請が出されて以降、家庭環境も大きく変化。日中に在宅する家族が増えたことにより、「食材を多めに買ってもすぐになくなる」という会話が、ママ達の間でもよく交わされています。

 

実際に、コロナの影響で家計の変化はあるのか、リトル・ママでアンケート調査を行いました。

家族の収入の状況に変化はありましたか?

コロナアンケート

※2020年4月3日~4月8日リトル・ママ会員アンケートより(回答数=1369人)

7割以上のママが「変わらない」と回答。調査結果を見てみると、回答者の多くは専業主婦や育休・産休中のママでした。2020年4月上旬時点では夫の仕事状況に変化がなく、収入の変化が少ない家庭が多いようです。一方、「少し減った」「減った」「とても減った」と回答したママは全体の25%。


では、どんな理由で収入に変化が起きているのでしょう。


収入が減った人の理由は?

コロナアンケート
※2020年4月3日~4月8日リトル・ママ会員アンケートより(回答数=1369人)

職場の営業時間の短縮や、シフトが減った、在宅になり残業代がつかなくなったなどの理由で「給料が減った」という回答が半数近くを占め、「自営業で仕事が減った」、「出勤停止を求められた」という回答が続きます。


さらには「契約を切られた」というママや、「ボーナスがなくなるかも」という今後の不安を抱えている声もありました。


全体の20%を占めていた「その他」には、こんな意見も。

※アンケートの意見から抜粋

子育て世帯ならではの影響を受けている家庭も多いようです。実際に我が家も、小学校の休校・保育園の登園自粛の影響で、4月に予定していた仕事復帰が6月に延長になりました。2ヵ月分の給料が給付金に変わると、収入は半分になります。


新型コロナの影響で出費が増えものは?

コロナアンケート

※2020年4月3日~4月8日リトル・ママ会員アンケートより(回答数=1369人)/複数選択可

アンケート調査では、食費が37.8%、光熱費が31.4%と大半を占めています。やはり、いつもはいない子どもや夫が家にいることで、毎日のお昼ごはんやおやつ代がかさんでいるようです。


電気やエアコン、テレビがついている時間が長くなっていることや、トイレの使用回数も増え、光熱費もかさみます。毎日のおうち時間を過ごすために、「TVゲームを買った」「DVDを買った、借りた」という声も多く、デジタル機器の使用が増えたことも光熱費を上げている要因かもしれません。

新型コロナ以降に食費はどのくらい上がった?

平均10,000円増!多くの家庭で増えている食費

コロナアンケート
※2020年4月3日~4月8日リトル・ママ会員アンケートより(回答数=1369人)

※平均10,000円…「食費が変わらない」という回答を省いた、各選択範囲の中間金額で算出

6割以上の家庭で食費が上がっているという結果でした。


5,000円~10,000円未満の増加が28.7%、10,000~15,000円未満の増加が14.7%と、この金額の範囲での増加が半数近くを占め、小学生や子どもの人数が多い家庭では増加額が多い傾向が見られました。


一方、「変わらない」と回答したママは33.8%で、その多くは子どもが0才~2才とあまり食費に影響が出にくい年齢でした。回答者の中には、専業主婦や育休・産休中のママも多く、もともと家で過ごすことが多かったママの家庭では、影響を受けていない場合もあるようです。


他にもこんな出費が増えている!

全体の6.3%ですが、出費が増えたと感じるものの中に「教材費」という声も上がっていました。これは小学校入学前や、小学生以上の子どもがいる家庭での影響ですが、長い休校が続いている地域が多く、学習が遅れるなどの問題も発生しています。そのため、新しく通信教育を始めたり、ドリルを買って学習させたりしている家庭も多く、学習面での問題が家計に影響しているということが伺えます。


我が家の長男も4月から新2年生ですが、3月頭から始まった休校により、1年生の総復習もできていないままです。この長い休校の間、全く学習をしないわけにもいかず、買い物に行くたびに、新しいドリルを買っている状況です。


少数意見ではありますが、どうしても仕事を休めない家庭では子どもを託児に預けたりする費用も負担になっているようです。


まとめ

各家庭の状況は様々で、子どもの年齢によっても影響の受け方が違うようですが、2020年4月上旬時点でも少なからずコロナの影響を受けている家庭が多い印象でした。


まだまだ収束の目途がたたず、先の見えない状況が続いている今、“コロナショック” “コロナ倒産”という言葉を耳にする機会も増え、家計へのダメージはこれから深刻化する可能性も。


リトル・ママでは今後も子どもを持つ家庭の調査を行っていきたいと思います。

リトル・ママ認定ライター keiko

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