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小学生に人気の習い事ランキングトップ10!堂々の1位はあのスポーツ!?

最新の調査によると、小学生の子どもの約8割が習い事に通っているそうです。入学や進級に合わせて、「うちの子にもさせた方が良いのかしら?」と悩んでいるママも多いのでは?

そこで今回は、小学生に人気の習い事ランキングベスト10をご紹介します

本記事を読んで最新の「習い事事情」を把握し、子どもとよく相談した上で、どのような習い事をさせるか検討してみて下さいね。

小学生に人気の習い事ランキング!総合・男女別

【総合】小学生子どもの習い事ランキングベスト10

男女(総合)習い事ランキング

1位

2位

3位

4位

5位

6位

6位(同点のため同順位)

8位

9位

10位

水泳

通信教育

音楽教室

英語塾

そろばん

書道


サッカー

武道

体操教室

小学生に人気の習いごと男女混合ランキング第1位は水泳でした。
幼児のランキングでは体操や英会話教室も上位にランクインしていましたが、小学生になると学習塾や通信教育を始める家庭が増えるようです。

またランキング外となりましたが、17位にはプログラミング教室が入っています。


2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修となりましたが、文部科学省はこれからを生きる子どもたちの為に「GIGAスクール構想」を推進。

2021年4月からは全児童に「1人1台の端末」と「高速大容量の通信環境」が整備されていく予定です。すでに配布が始まっている小学校も!

そのような背景もあり、プログラミング教室は習い事としして人気上昇の傾向にあります。

【男女別】小学生子どもの習い事ランキングベスト10

では、男女別でみていきましょう。
小学生男女ともにランキング1位は水泳ですが、2位以降は男子は塾、女子は2位に音楽教室、3位が塾となっています。
4位は男女ともに英語。小学校の英語教育が小学3年生スタートに引き下げられ(2019年度までは5年生スタート)、5年生からは教科としての「外国語」の授業が始まります。

以前から人気の英語教室ですが、より早期からの教育を考える家庭が増えていきそうですね。

小学生に人気の習い事、選ばれる理由とは?

先述した総合ランキングベスト10について、詳しくみていきます。

1位 水泳が人気な理由

体力がつく、呼吸器系が強くなるといった理由から選ばれています。幼児期から習い始め、小学生になっても継続する子が多いようです。
また、親が泳げないから子どもは泳げるようにしてあげたいという理由や、他の習い事のように親の係がない、洗濯物が簡単など、親の負担が少ないことを理由に上げている保護者の声も。

2位 学習塾が人気な理由

学校の授業の予習や復習のために通う子や、中学受験を見据えて、塾に慣れるために、小学校低学年のうちから通わせている家庭も少なくないようです。

中学受験をする場合は、小4のカリキュラムが始まる小3の2月から入塾するケースが多いようです。

また、学校以外で勉強する習慣が身につくという点も学習塾に通う理由にあげられています。

3位 通信教育が人気な理由

家庭での学習習慣を身につけるために選ばれることが多いようです。

学習する姿を親もそばで見守ることができ、時間や場所を選ばないので、子どものペースに合わせて教材を進めることができることもメリットとしてあげられます。

4位 音楽教室が人気な理由

音感やリズムが鍛えられる習い事として、人気がありますが、中でもピアノがダントツ人気です。最近では、歌や、楽器(ギターやドラム)を習う小学生も増えているようです。
また、発表会などで人前に立つことが経験できるので、子どもの大きな成長も期待できそうですよね。

5位 英語塾が人気な理由

英語に慣れることができる、リスニング力がつくことでパパやママからの人気があります。


学校の授業でも2020年度から、小学校3・4年生から週1回の外国語活動、5・6年生からは週2回の英語の授業が行われています。

そのため、低学年のうちから、英語に触れることで、「英語を勉強する」ことへのハードルを下げられるかもしれない、という理由で選ばれているようです。

6位 そろばんが人気な理由

計算が速くなる、集中力がつくなどの理由で選ばれています。また、イメージ脳である右脳が活性化されるとも言われています。

そろばんができるようになると、暗算の際にそろばんをイメージし、珠をはじいて計算をします。そのため、イメージに関する機能を司る右脳を使うと言われています。

デジタル時代ですが、上記の理由などから、そろばんも習い事として根強い人気でランキングに入っています。

7位 書道が人気な理由

文字が美しく書けるようになることはもちろんのこと、集中力がつく、また、月謝もお手頃と言った理由で安定した人気があります。

地域にもよりますが、平均的な月謝は週1回で3,000~7000円くらい(年会費別)。書道を習う小学生は、近年増加傾向にあります。

8位 サッカー・フットサルが人気な理由

チームで戦う団体スポーツのため、サッカーなどのスキルだけではなく、協調性や礼儀が身につくと、特に小学生男の子に人気があります。


メジャーなスポーツのため、プロサッカー選手を目指すことも、また趣味として大人になっても続けることもできます。

9位 武道(柔道・空手・剣道など)が人気な理由

空手や合気道、剣道といった武道を小学生に習わせている保護者からは、「体力がつくだけでなく、礼儀や忍耐強さが身についた」といった声が聞かれます。


武道は「礼に始まり礼に終わる」と言われるほど、礼儀を大切にしているため、練習を通して礼儀が身についていきます。

10位 体操教室が人気な理由

運動神経の発達が促せるという理由から、幼児期から通う子どもが多い習い事です。体を動かす習慣をつけておくことで、体育も得意教科になるかもしれませんね。

習い事の平均月謝事情

複数の習い事を掛け持ちする小学生も少なくないようですが、気になる一人当たりの習い事の平均月謝は、13,899円。

全体では「5,000~9,999円」という回答が一番多く、最高金額は120,000円でした。

また、年齢(学年)が上がるにつれて費用も上昇傾向にあります。小学1年生で11,676円、小学6年生で16,392円の平均結果が出ています。

金額の上昇は、学齢が上がるに連れて学習塾などの学習系の習い事をする小学生が増えていることと関連していると考えられます。

株式会社BANDAI「子供の習い事に関する意識調査」結果より

小学生が通っている習い事は、学齢別で傾向が異なる?

低~中学年までは体力向上・情操教育に注力?

小学生の学年別習い事ランキングを見ると4年生まででは、「水泳」「サッカー」「体操」などスポーツ系の習い事が人気。5年生からはスポーツ系より学習系の習い事をする子が増えていきます。

低学年のうちは子どもの体力向上や、「自分で考える力」「感じ方」などを形成するために必要な「心」や「人間力」を育てる、「情操教育」に注力する傾向にあるようです。

高学年は中学受験を意識して学習系の習い事にシフト

高学年になるにつれて、中学受験を意識して学習系の習い事が増えてきています。また、中学受験をしなくても、中学校に入学するまでに勉強をする習慣をつけたり、小学生の学習内容の基礎を身につけたりしておきたいと考える家庭も増えているようです。
ランキングでは、小学6年生になると塾が男女ともに水泳を抜き、1位になっています。

株式会社BANDAI「子供の習い事に関する意識調査」結果より

まとめ

ランキングの中に子どもに習わせたいと思っている習い事は入っていましたか?学齢ごとに人気の習い事が変わっていたように、我が子にもその年齢に応じた習い事を考えてあげたいですよね。


もちろん一番大切なのは子どもが楽しく取り組んでくれること!「子どもに何か習い事をさせてあげたい」と思っている人も多いはず。習い事を検討される際の参考にしてくださいね。

リトル・ママ認定ライター 石川ひとみ


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