親子で夢中になるどろ団子づくり!ピカピカのどろ団子を作る手順やポイントは?
- 2020/10/30
- 子育て・家族
外遊びの定番であるどろ団子づくり。
「ピカピカできれいなのを作って!」と子どもに頼まれたら、作り方がわからず、困ってしまうママも多いのではないでしょうか。
今回は、そんなママに向けて、宝石のようにきれいなどろ団子の作り方を紹介します!
本記事で紹介するポイントをおさえ、子どもが喜ぶきれいなどろ団子を作ってみましょう。
どろ団子づくりは下準備が重要
子どもとの外遊び、何をしようか迷うことってありませんか。
ピカピカのどろ団子づくりは、子どもだけで作るのは難しく、親子で一緒に楽しめるのでおすすめです。
大人も子どもも、ついつい真剣になるどろ団子づくり。ぜひ親子で外遊びをするときにチャレンジしてみてください。
まずはどろ団子を作る前に、必要な準備を進めましょう!
下準備~土の選び方
どろ団子を作るのに一番大切なのは、適した土を選ぶことです。
おすすめの土は、粘土質な土。イメージとしては、田んぼの下に埋まっているような、水を含むと「どろどろ」になる土です!
親子で散歩しながら、公園の土や家の庭の土など、いろいろな土を見比べてみましょう。
公園へ行ったときなどに、「ここの土は、どろ団子が作りやすいかな?」と親子で会話をすることで、子どもも夢中になって、いろいろな場所の土に興味が湧いてくると思います。
子どもから「○○公園の土はどろ団子が作りやすそうだったよ」と話してくれたりするなど、親子の会話がさらに弾むかもしれませんね。
<気をつけるポイント>
・公園で土を探すときに、ついつい砂場の土を見てしまうかもしれませんが、砂場の土は粒が大きいことも多いです。粒の大きな砂だと、どろ団子が作りづらいので、作りやすそうな土かを確認してみましょう。
・田んぼなどの私有地の土は、勝手に持って帰ってはいけないので、注意しましょう。
下準備~事前に用意するもの
どろ団子を作るために、事前に用意するものを紹介します。
家にあるものを使ってもいいですし、100円均一などで揃えてもいいと思います。
「ピカピカのどろ団子を作ろう!」と子どもを誘って、事前の準備も親子で楽しみながら、進められるといいですね。
- ストッキングや布
どろ団子を磨くのに使います。
- ビニール袋
どろ団子を寝かせるのに使います。
- ざる
ざるを使わなくてもどろ団子は作れますが、ざるで土をサラサラにした方が、よりピカピカなどろ団子が作れます。
どろ団子づくりのときの服装は?
どろ団子づくりのときの服は、はっきり言って、すごく汚れます!
親子ともに汚れてもいい服を着ましょう。特に子どもが思う存分楽しめるように、着替えも準備しておくと便利です。
私の場合、子どもが泥遊びをするときは、服の上にお砂場着を着せて、足は裸足にしています。
お砂場着を着せても、袖や裾は汚れますが、服全体が汚れるよりもはるかに洗濯がラクです。
他にも、泥あそび専用の靴を決めて履かせているママや、サンダルを履かせているママもいます。
ママそれぞれに、ここまでなら汚れてもいいというラインがあると思うので、ママがストレスを感じないように、前もって泥あそびの服装を決めておくのがおすすめです。
ピカピカ輝くどろ団子の作り方
どろ団子を磨くとピカピカになるって、知っていましたか?
ピカピカのどろ団子は知っていても、作り方までは知らないママや、そもそもどろ団子がピカピカになるなんて、聞いたことがないママもいると思います。
そんなママに、ピカピカの輝くどろ団子を作る手順を説明します!
どろ団子は、作っている途中で割れてしまったり、磨いてもピカピカにならなかったりと、うまく作れないこともあります。
何回か作っていくうちに、コツをつかんでいけるので、親子で協力して根気よくチャレンジしてみてください。
STEP1:土に水を加えて球体に
①土にはいっている枯れ葉やごみなど、土以外のものを取り除きます
ざるを用意した方は、土をふるいにかけましょう。
②土に水を加えて、粘土のようにこねます
ダマになっている土がある場合は、砕きながらこねます。水が多くて粘土のようにならない場合は、乾いた土を入れて、調整しましょう。
③しっかりこねて、粘土のようになったら、丸めてどろ団子を作ります
これが、どろ団子の土台です。
STEP2:乾いた土でコーティング
土台となるどろ団子に乾いた砂でコーティングをしていきます。
①どろ団子に乾いた土をふりかけます
土をふりかけすぎると、乾燥してひび割れの原因になるので、控えめにかけましょう。
②余分な土をさっと落とします
とんとん、と優しくたたいて落としたりして、ふりかけた土が、うっすらとついている状態にします。
③親指でなぞるようにしながら形を整えてます
最初のうちはどろ団子が柔らかいので、優しくなぞりながら、形も整えます。
どろ団子が固くなってきたら、少し力を強くして、なぞるようにしましょう。形は、どろ団子が固くなると変えられなくなるので、柔らかいうちに、きれいな丸の形に整えます。
この作業を繰り返し、ふりかけた土がどろ団子につかないようになったら、ビニール袋に入れて封をし、日陰で1時間以上寝かします。
翌日まで寝かす場合は、湿気があるところに置き、乾燥してどろ団子が割れないように気をつけてくださいね。
ふりかけるときの土も、ざるでふるいにかけた土を使うと、よりピカピカのどろ団子が作りやすいです。
STEP3:柔らかい布でブラッシング
寝かしたどろ団子を袋から取り出して、ストッキングや、やわらかい布などでブラッシングをします。
磨くと、どろ団子の湿っている部分が表面に出るので、表面が乾いていくタイミングでブラッシングを繰り返します。
強くこすると割れてしまったりすることもあるので、優しいブラッシングを心がけましょう。
どろ団子の大きさにもよりますが、10分ほど磨くと表面がつるっとしてくると思います。
さらに磨くと、ピカピカしてきます。自分が納得するくらいまで磨いたら、どろ団子のできあがりです!
あまり磨きすぎると、テカリが減ることもあるので、注意してくださいね。
できあがったどろ団子に親子それぞれで、ペイントするのもピカピカどろ団子ならではの楽しみです。
絵の具でどろ団子全体に色を塗ったり、油性ペンで絵を書いたりすると、これまでとは違うイメージのどろ団子ができあがります!
また、使う土によって色合いが違ったりしますので、親子で土を変えてみるのも面白いですよ。
まとめ
親子で夢中になれるピカピカどろ団子づくりは、ママもパパも子どもも、みんなで楽しめます!
いつもと違った泥遊びをしたくなったら、ぜひチャレンジしてみてください。
気に入ったどろ団子ができたら、友達に見せたり、親子で記念撮影をしたりしても楽しいですね。
子どもが小さい場合は、親子で一緒に作ることが難しいかもしれません。
そんなときは、子どもが公園で遊んでいる姿を見守りながら、ママがどろ団子づくりを楽しむのもいいのではないでしょうか。
できあがったどろ団子を見たら、子どももきっと喜びます。
ただし、集中しすぎて子どもから目を離さないようにだけ、注意して下さいね!
リトル・ママ認定ライター 草間 梓