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離乳食中期(生後7~8ヵ月)の進め方とは?中期の量や頻度・簡単レシピなど紹介!
- 2020/7/3
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- takaishilma

生後7~8ヵ月になると離乳食中期と呼ばれる時期になります。
たいぶ離乳食には慣れてきて、少しづつ食べられるものも増えてくる時期になります。
そんな時期だからこそ、進め方やレシピで悩んでしまうママさんも多いのではないでしょうか?
今回は、離乳食中期の進め方や簡単レシピを紹介します。
この記事を読んで、離乳食での悩みを減らし、お子さんと一緒に食事を楽しめるようになりましょう。
離乳食中期(生後7~8ヵ月)の進め方とは?

離乳食中期の進め方
7ヵ月頃から、離乳食のリズムに慣れてきます。1日に与える離乳食は2回。10時頃と18時頃に与えましょう。
2回食を始める頃は、午前中は通常通りの量を与え、午後は半分程度の量からスタートしましょう。
食後の母乳やミルクは、100~150mlが目安。
食後にあまり飲まない場合は、離乳食の量が多い可能性があるため、量を調整してくださいね。
まだ離乳食よりミルクや母乳がメインなので、赤ちゃんが飲みたがるときは、十分与えるようにしましょう。
食事の固さは、ペースト状からつぶつぶの食感に進みます。
赤ちゃんが口に入れたときに、舌を使ってすぐつぶせる、豆腐ぐらいの固さがベスト。
離乳食を与えるときのポイントは、差し出したスプーンに、赤ちゃんが唇を使って食べものを取り込めるようにすることが大切です。
口の中に入れるように与えてしまうことはせず、赤ちゃんのペースに合わせて食べさせていきましょう。
1日のスケジュール例
6時頃 母乳やミルク
10時頃 離乳食+母乳やミルク
14時頃 母乳やミルク
18時頃 離乳食+母乳やミルク
22時頃 母乳やミルク
離乳食の量は?

この時期に与える量の目安
全がゆ | 50~80ℊ |
野菜 | 20~30ℊ |
魚や肉 | 10~15ℊ |
豆腐 | 30~40ℊ |
卵 | 1/3個 |
あくまでも目安なので、子どもの食欲を見ながら調整しましょう。
〈お肉〉
初めは食べやすい鶏ささ身肉から始めましょう。
慣れてきたら9ヵ月頃から違う部位も食べられるようになっていきます。脂身は消化が良くないため、避けましょう。
〈お魚〉
白身魚から始めましょう。身をよく煮て、火を完全に通してからほぐして与えます。
焼き魚は、パサパサとした食感が残ってしまうので、煮魚がおすすめです。

〈野菜〉
根菜類の場合、荒くつぶしてつぶつぶが残るぐらいにします。葉野菜は、葉の部分を細かく刻むようにしましょう。
〈卵〉
卵黄のみ与えることができます。アレルギーが出やすいため、しっかり火を通すようにしましょう。
離乳食の月齢が進むごとに、急に食べる量を増やすと便秘の原因に。
まずは、1さじ分増やしてみて、2、3日過ぎたらまた様子を見ながら1さじ足してゆっくり進めていきましょう。
離乳食中期(生後7~8ヵ月)の注意点とポイント

まだ母乳やミルクがメインなこの時期は、初めて目にして口にする食材や食感など真新しい経験がたくさん。
少しずつ慣らしていきましょう。ポイントとしては、
・根菜類は、1cmほどの大きめにカットしてから煮る。
・食べにくい野菜は、だしで煮てから与える。
・どうしても食べない場合は、ペースト状に戻して与える。
根菜類は、細かくカットしてから煮ると食感が悪かったり、旨みも逃げてしまいがち。
また、食べにくい野菜は、だしで旨みをプラスすると食べやすくなります。
それでも口にしない場合、一度裏ごしに戻して慣れさせてあげましょう。
まずは、離乳食に慣れてもらうことが一番。
無理せず、進めていくことが重要です。
味付けはどうする?

赤ちゃんは味覚が大人より敏感なため、食材本来の味でもしっかり味を感じることができます。
この時期からきちんと味を認識することで、月齢が上がっても好き嫌いが 少 なくなる傾向に!
調味料の味を早くから覚えると、濃い味付けを好んだり、調味料の味を好み、食材に興味がなくなってしまうことも。
味付けをする場合は、基本的に出汁を使いましょう。
ただ、食がなかなか進まない場合は、ごく少量使うことをおすすめします。
この時期に食材の味をインプットさせてあげることは、将来の健康にも大きくつながります。
甘みのある野菜だけでなく、苦味などを含む野菜も経験させてあげましょう。
赤ちゃんが食べないときの対処法は?

まだ離乳食を食べ始めたばかりで、食材の味や食感に慣れるまで時間がかかります。
食材を包丁でみじん切りにするのではなく、初めはフォークなどを使ってつぶすと、舌でつぶしやすくなります。
また、かつお節は母乳の旨味成分に近いので、かつお節の出汁で食材を煮込むこともおすすめです。
お肉やブロッコリーなど、口の中で噛みづらい食材は、片栗粉でとろみをつけてあげると食べやすくなります。
初めての食材はアレルギーに注意!
初めての食材を与えるときは、1さじから始めましょう。
アレルギーが出た場合、すぐに小児科で診てもらえるよう、念のため午前中に与えることをおすすめします。
呼吸症状や肌荒れなどの皮膚症状、便秘や下痢にも症状が出ます。
与えた後は、様子をよく観察してくださいね。
また、食材を試す場合は、1日1種類にしてゆっくり進めていきましょう。
変わった様子がなければ、徐々に量を増やして、体調を見ながら進めていきましょう。
離乳食中期におすすめの食材は?
主食は、消化の良いお粥やうどんがおすすめ。
パンやパスタなどの小麦粉で作られた主食は、消化に時間がかかるので、身体の負担になる可能性があります。
また、アレルギーもあるため、まだ控えるようにしましょう。
主菜は、鶏ささみや白身魚がおすすめ。高たんぱく質で、脂身が少なく、消化にも良いので、腸内環境にやさしい食材です。
まだ未発達の赤ちゃんの身体でも、安心して与えられます。
野菜は、旬の野菜が栄養価が高くておすすめ。その時期だけしか味わえないので、味覚の発達にもつながります。
果物は甘味が強いため、離乳食中期はまだ与えない方がベター。
アレルギーの可能性もあるので、ゆっくり進めていきましょう。
【簡単】離乳食中期におすすめなレシピ!3つ

この時期は、何種類も食材同士を混ぜて与えるより、単品の食材の味が分かるように工夫して調理しましょう。
忙しい時は、茹でてつぶした状態でもOK。食材を徐々に増やし、味覚をたくさん経験させてあげましょう。
小松菜のしらす和え
しらすの旨味を活かし、小松菜を食べやすいような一品に。
緑色の野菜や魚が苦手な子におすすめです。
〈材料 1食分〉
・小松菜(葉の部分)…20g
・しらす干し…小さじ1/2
〈作り方〉
①沸騰させた鍋に小松菜を入れ、やわらかく茹でる。水気を切り、細かく刻む。
②しらす干しは塩抜きする。細かく刻む。
③❶、❷を混ぜ合わせる。
鶏ささみのスープ
しらすの旨味を活かし、小松菜を食べやすいような一品に。
緑色の野菜や魚が苦手な子におすすめです。
〈材料 1食分〉
・小松菜(葉の部分)…20g
・しらす干し…小さじ1/2
〈作り方〉
①沸騰させた鍋に小松菜を入れ、やわらかく茹でる。水気を切り、細かく刻む。
②しらす干しは塩抜きする。細かく刻む。
③❶、❷を混ぜ合わせる。
たまご粥
パサパサしやすい卵黄を、お粥と食べることで食べやすい一品に。
卵黄が苦手な子にもおすすめです。
〈材料 1食分〉
・7倍粥…50g
・卵黄(茹で)…1/4個
〈作り方〉
①ゆで卵から取り出した卵黄を、フォークなどでつぶす。
②7倍粥を器に盛り、❶をのせる。
まとめ

離乳食中期は、まだ母乳やミルクがメインで、食事に慣れさせる時期。
量や食感は、赤ちゃんに合うよう調整し、ゆっくり焦らず進めていきましょう。
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