マドリード在住歴20年。夫、9才長男、7才次男の家族4人でスペインに暮らすNenaさんが送る現地からの子育てレポート第7回。
スペインの幼稚園ってどんな感じ?今回はスペインの幼稚園事情についてレポートしてもらいます。
スペイン人の先生は情熱的!
スペインにも日本と同様、保育園と幼稚園があります。今回は幼稚園のことをお伝えします。
幼稚園は3年間で、9月入園。翌年6月までが1学年となります。入園するのは3才児なので、9月以降に生まれた児童は2才で通うことになります。
幼稚園の授業内容はかなりざっくりしていて、英語、パソコン、美術、宗教、体育などは外部の専門の先生が指導、それ以外は担任の先生に任されています。小学校に上がるまでに「読み書き計算」ができるように指導され、日本より勉強はかなり難しいと思います。特に算数は、日本の小1よりもかなり高度です。
9月以降生まれの児童は3才前に入園なので「オムツ問題」があります。
本来は入園までにオムツが取れて、1人でトイレに行けなくてはなりませんが、まだ2才の子には結構厳しい課題!失敗すると、有料でオムツを替えてくれるんですが、その金額、うちの幼稚園は年間240ユーロ(約3万円)!途中でオムツが取れ、サービスが不要になっても240ユーロは戻ってきません。オムツ替えで年間3万円って高くないですか?
払わない場合は、失敗すると園から「オムツを替えに来てください」と電話があり、親が行くまで濡れたまま放置されるんです!
公園に遠足!
幼稚園の給食は有料で、幼稚園で食べるか昼休みに家に帰って食べるか、どちらか選べます。
学期中に何回か遠足がありますが、給食をとっている児童はボカディージョという生ハムやチーズを挟んだシンプルなバゲットサンド、果物、水の入ったランチボックスを渡され、普段家で食べている児童はお弁当を持参します。
これがボカディージョ。生ハム入り!
そして卒園式は、大学の卒業式みたいな感じ。日本みたいにかっちりと式はやらないけれど感動します。親たちは、我が子の成長ぶりにうるうる、そこは日本と同じですね!
卒園式の様子
Nenaさん
英国留学中に知り合ったスペイン人の彼と結婚、マドリード在住歴20年。9才、7才男の子のママ
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