中学受験のプロ・小川大介先生が、乳幼児ママ・パパに送る子育てコーチング第3回。気づけば、子どもの手をきつーく握っていませんか?ちょっとだけ、その手を緩めてみませんか。ママがどれだけ心配したところで、子どもは勝手に歩いていくものなんですから。
子どもとの距離感って結構難しいもの。ママは、3時間毎に起こされる日々を経て、泣き方ひとつでお腹が減っているのか、おむつを替えて欲しいのか、呼んでいるだけなのかわかる能力を身につけてしまうくらい、保護体制を続けてきました。しかし、ママにとって当たり前になったその体制も、永遠ではありません。やがて子どもは立ち上がり、歩き出します。意思や主張が強くなり始めた(=小さな自立)子どもの手を、いつまでも握りしめておくわけにはいかなくなってくるのです。
芽生えた自立心を応援してあげるためには、ママの接し方も“ギアチェンジ”。ほんの少し、手を放してみてください。
子どもが自分の意思で行動するようになったら、パパや園の先生など周りの人と、子どもについて「これはできてるね」「これが好きみたいだね」と確認し、共有し合ってください。 トイレに行けたとか、食器を片付けられたとか、小さな自立を子どもと喜び合う。 そうすることで、子どもの成長を信じてあげられるようになり、つい手を差し出したくなるような時も、勇気をもって子どもの思いを尊重してあげられるようになると思います。
好きな色の折り紙を選んで、グシャグシャに丸めます。丸まった折り紙を開き、折り目から△〇□などのカタチを探して、クレヨンやマジックなどでなぞります。子どもにもわかりやすいシンプルな形を見つけてあげると、子どもも真似して探し出します。
*いろんな形を探し想像力が広がる*図形をとらえる力のベースに
イラスト●正田真穂
小川大介●教育専門家。京大卒業後、プロ個別塾SS-1を設立。6000回の面談を通して子どもが伸びる秘訣を見出す。現在、幼児教育から企業人材育成まで幅広く活躍中。著書に『1日3分!頭がよくなる子どもとの遊びかた』(大和書房)など
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。
Δ
生きる力を育む!料理のお手伝い
飛行機好きな子どもにぴったりの絵本
トップページに戻る
掲載の記事・写真・イラスト等すべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます
Copyright © リトルママメディア All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。