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子どもの “食べない” どうしたらいい?【レシピ掲載】

  食べない、時間がかかる、途中で遊びだす…。

  多くのママが悩む「子どもが食べない」問題について、保育園などを運営する「株式会社グローバルキッズ」本部給食サポートグループの保育士、栄養士の先生方にお話をお聞きしました。

なんで食べないの?!

 なかなかごはんを食べない子どもにママは日々悪戦苦闘。でも子どもには子どもなりの理由があるようです。

 

 「幼児は興味があることに向かって動いていくもの。食事の時でも、本人にとって他に大事なことがあれば、当然それをします。元々、食べることにあまり興味がないという子もいます」。

 

 そう話すのは、保育士で給食サポートを行う畑中朋子さん。

 

 “食事中はテレビを消す” “間食のタイミングを考える”など生活習慣を見直すことも重要ですが、畑中さんは「子どもの発達が今、どんな段階なのか(どのくらいの量をどのように食べられるか)、何に興味を持っているのかを適切に捉えた上で、食事に集中しやすい環境を整えてあげるといいですね」とアドバイスします。

量よりも「楽しむ」こと

育児書やインターネット上などで年齢別の食事量を見て「うちの子はそんなに食べていない」と焦るママもいますが、あまり神経質にならなくても良いそうです。

 

「概ねの目安なので、不安にならなくてもいいんです。小食な子も、食べるのに時間がかかる子も、それぞれのペースでいい。大人だって人それぞれですよね。食欲はその日の活動量によっても変わってきます。大事なのは、量やペースではなく、食事の時間を大切にし、『食事は楽しい』と知ることです」。

 

ママたちは、子どもの成長を思うあまり「食べさせること」に観点をおいてしまいがちですが、畑中さんによると「ママが無理に食べさせようとしたり、イライラしたりすると、子どもは食事を『楽しくない』と意識付けしてしまいます」とのこと。

 

また、栄養士の吉田貴子さんは、子どもが食べなくても「長い目でみて」と話します。

 

「興味がないだけなのか、それとも具合が悪いのか様子をよく見て、元気に3食とれていれば、そんなに気にしなくても大丈夫。子どもの興味は変わっていきます。今食べなくてもずっと続くわけではありません。食べられなかったものも大きくなるうちに食べられるようになったりします」。

 

「量」より「楽しく」。子どものペースに目を向けた、心が温まる食卓を心がけたいですね。

 

子どもが喜ぶ★七夕ごはん

グローバルキッズの行事食例(写真)

★手作りウインナー&トマト&粉ふきいもに型抜きした人参を添えて

★オレンジ

★ロールパン

★オクラのスープ

◆手作りウインナーレシピ◆

豚ひき肉・・・・・・・・ 40g

キャベツ・・・・・・・・・15g

玉ねぎ・・・・・・・・・・・・15g

人参・・・・・・・・・・・・・・・・・・3g

片栗粉・・・小さじ1/3

パン粉・・・大さじ2/3

にんにく、パセリ粉、

食塩、油・・・・・・・・・・少量

 

①キャベツ、玉ねぎ、人参、にんにくをみじん切りにする

②豚ひき肉と①、パセリ、片栗粉、パン粉、塩、油をよく混ぜ合わせる

③好みの形に整えてオーブンで焼く

 

◆お話を伺ったのは/

株式会社グローバルキッズ  本部給食サポートグループの保育士・畑中朋子さんと栄養士・吉田貴子さん

(取材・文/リトル・ママ編集部 料理写真提供/株式会社グローバルキッズ)

 

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