近年、巻き爪が多い、趾(あしゆび)が上がっている(浮いている)など、子どもの足のトラブルが増えています。
様々な原因が考えられますが、気になるのは靴をしっかりと履けていないこと。
足にトラブルのある子どもの70%は大きすぎる靴を、10%は小さすぎる靴を履いているというデータがあります(足育指導資料:日本学校体育研究連合会)。
当院の調査でも、子どもも含めた外来受診患者さんの約70%が適正なサイズの靴を着用していなかったという結果が出ています。
靴選びはとても重要なので、合う靴が分からないのであれば、靴選びのアドバイザーがいる店で足のサイズを測ってもらい、実際に履き心地を確かめてから購入しましょう。