公園やお出かけ先、おじいちゃんおばあちゃんの家など、せっかくの楽しいひと時も子どもの帰りたくない!スイッチが入ると修羅場に…。普段の保育園や幼稚園のお迎えでも、連れて帰るのに苦労している、という人もいるのでは?そこで今回は、子どもが「帰りたくない!」と言った時の説得方法を読者ママに聞きました!
※リトル・ママ2021年12月号読者アンケートより
効果的な作戦
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時計に興味を持ち始めた5才の娘には、長い針が6になったら帰ろうねと時間を意識させている。家で人形にお留守番をさせ、帰りたい時間になったらスマホのアラームを鳴らす。「早く帰ってきてって言ってるよ」と、おままごと感覚で誘導。娘はバイバイがブーム。オモチャや遊具に「バイバーイ」と手を振って挨拶すると、すんなりその場を去ってくれます。まずは気持ちを受け止め、「好きなだけ遊んでいいよ、ママは帰るけど」と伝えると付いてきてくれる。振り返らないのがポイント!「5、4、3…」と、習いごとの先生が片付けの時に言うのを真似ています。カウントすると、なぜか焦り始めます(笑)。ページ上部へ戻る「お母さんは帰りたい!!」と同じテンションで言うと、面白がって帰ってくれる(笑)。おみやげ作戦。公園ならきれいな花や葉っぱ、ドングリを袋に入れて、「パパにおみやげを持って帰ろう」と声をかけるとスムーズ。「お買い物に行こう」「おやつ食べよう」など、先にある楽しみを提示。家の方向に興味が行くよう、遠くの車や犬を見て声かけ。子どもを飛行機に見立て、「出発の時間です」と抱っこして帰ります。ママ友と協力して、同じタイミングで帰るようにしている。小さい頃は帰りたくない気持ちに共感すると、割とすんなり帰ってくれました。今は「帰るよー」「…(聞こえていない振り)」「か・え・り・ま・す・よ!!」と圧をかけてます(笑)。
待ちます!
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可能な限り付き合います。精神的に限界を感じたときはスマホで子どもを撮影して、気を紛らわします。満足いくまで遊んだ時は「帰りたくない」とは言わないので、なるべく好きなだけ遊ばせてあげる。階段の昇り降りができるようになって、何度も繰り返しています。少し遊ばせると気が済んだタイミングで帰ってくれるので少し辛抱して待ちます。「あと何回する?」と聞いて、その回数は待ちます。自分で決めたことは納得してくれます。それでも帰らない時は「よーい、ドン!」で競争。疲れますが、これで帰れます!
その他
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私が心に余裕を持つのが大事だと痛感する日々。強制的に抱きかかえて帰路に。しばらく泣き止まず苦労しています(涙)。
まとめ
子どもの「帰りたくない」は多くのママが経験しているようですね。イヤイヤ期は上手く納得させるのは至難の業。お菓子、ゲームやYouTubeなど「モノで釣る」「抱きかかえて撤収」など、みなさんの苦労がよく分かります。“脅し育児”はしたくないと思っていても「鬼が来るよ!」と言ってしまうというママもいました。
年齢によって対応も様々。数が数えられるようになったり、時計に興味を持ち始めると、「あと〇回ね」「長い針が6になったら」など、子どもに見通しを持たせることが大切という意見もありました。
年長の息子は「帰りたくない」時、自転車の後ろで静かに泣いています。用事があるのは分かっている、でも気持ちを抑えることができないのでしょう。ぽろぽろ涙がこぼれています。幼稚園のお友だちと遊ぶのもあと少し。今は出来る限り、付き合ってあげたいなと思います。
◆構成/リトル・ママ編集部
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