きちんと洗濯しているのにニオイが気になることはありませんか?まもなく迎える衣替えシーズンの前に、夏の汚れをしっかり落としてきれいにしたいですよね。ちょっとのひと手間をプラスするだけで衣類がきれいに保てる洗濯のコツを教えてもらいました。
\ 教えてくれたのは /
ハイパー主婦(洗剤講師・モノ選び研究家)うめのあゆみさん
福岡市在住。8才・6才・1才の3人の子どもを育てながら、ママが自然と笑顔になれるモノ選びや暮らしの提案を、インスタや動画配信で行う。全国で講座を開催し1万人以上が受講。インスタフォロワー数は約1.8万人。
instagram: @scheinen.umeno
Contents
夏場の衣類に付着している汚れのほとんどは皮脂です。汗や食べ物など水溶性の汚れなら”水だけ“洗濯で十分な場合も多いのですが、皮脂など油溶性の汚れを落とすには、洗剤(=界面活性剤)を使う方がキレイに洗えます。ただし、入れ過ぎには注意しましょう。洗剤を使う場合は、本来たくさんの水ですすぎが必要ですが、洗濯機任せにしたり、節水を意識しすぎたりすると、汚れが落ちないうえに洗剤も残ってしまい、それがニオイの原因になるのです。
外遊びが多く、汗をたくさんかく時期の洗濯で大切なことは、洗剤を増やすのではなく『しっかりとすすぐ』こと。洗濯は毎日のことなので、汚れの性質や洗剤のことを知っておくと、少しだけ洗濯が楽になりますよ。
💬 汚れを落とすには汚れと逆の性質の洗剤を使うと効果的。皮脂汚れの主成分は脂肪酸(酸性)なので、逆のアルカリ性の洗剤を使うと落ちやすいですよ。
普段使っている洗濯洗剤を使い洗濯液を作り、衣類を30分程度つけ置きしてから洗濯するだけで汚れ落ちが良くなります。洗濯機が縦型の場合は先に水を溜めてつけ置きしてください。
\ ちょっとプラス /
汚れがひどい靴下やおしっこが付いた下着などは、固形石けんで下洗いしましょう。洗濯用ではなく一般的な石けんでもきれいになりますよ。
水の量が足りないと汚れがしっかり落ちないので、水量設定が変更できる洗濯機は高水位に設定し、変更できない洗濯機やドラム式はすすぎの回数を増やしてください。
洗濯物に対して自分が思っているよりもたくさんの水を使いましょう。洗濯物が少なめでも50L以上の水量がおすすめです。
ニオイや皮脂汚れがひどい時には「酸素系漂白剤」をつけ置きの時に一緒に入れてください。粉末タイプと液体タイプがあるので用途(※下記参照)に合った物を選びましょう。ただし、衣類の素材によっては使えないので洗濯表示の確認を忘れずに。
出典:日本石鹸洗剤工業会「衣類の漂白剤の使い方を知ろう」
つけ置きには40℃程度のお湯を使うとより効果的です。除菌・殺菌力が高いので、衣替え前の洗濯にも向いています。
\ フタは開けておく!/
洗濯槽が汚れていると洗濯物が臭う原因になります。まずは洗濯槽を掃除して、使ったら、フタは開けておきましょう。洗濯機をカゴ代わりにして汚れた衣類を入れるのはNGです。
\ 3分以上は大差なし! /
脱水は3分以上かけても大きな差はありません。設定を変更できるなら、脱水時間は3分を目安に。時短にもなりますよ!。
\ 大物は三角干しが早く乾く! /
シーツやラグなど面積の大きいものは、角を下にする“三角干し”がおすすめです。先端の部分に水分が集まりやすくなって早く乾きます。
取材・文/井 みどり
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