「発語が遅い」「落ち着きがない」など、子どもの発達が気になった時に、親はどう向き合い、どのような行動を起こせばいいのでしょうか。
連載特集第2回となる本記事では、発達支援を受けることになったきっかけと、お子さんの“今”を3人のママに伺いました。
前回の記事 子どもの発達が気になった時に知っておきたいこと はこちら。
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発達が気になったのは保育園で「名前を呼んでも振り向かない」「まわりに比べ発話が遅い」と言われてから。市の発達支援センターに相談予約するも、1ヵ月半待ちで…。期間が空くのが不安で、個人病院や民間療育を必死に探しました。この時期は精神的に追い詰められていましたね。
療育教室に行き始めると、少しずつ成長し、朝の会や給食の時間は座ることができるようになりました。療育でやることは保育園と変わらないけど、少人数でサポート力が強い印象。支援の方向性が明確で、親としても学ぶことが多かったです。今は特別支援級に通っていますが、来年からは地元の小学校の通常学級に通う予定です。
プレ幼稚園で、まわりのお友だちに比べ発音が苦手だったり、じっとしていられなかったりと、幼さを感じていました。早生まれだから仕方がないのかなと思っていたのですが、入園選考の時に園長先生から発達のことを指摘され、市の発達支援センターに月に1回、親子で通うことにしました。
児童館の保育士さんやママ友にも隠さずに悩みや困りごとを相談すると、まわりが息子を気にかけてくれるようになり、おしゃべりが徐々に上手になってきたような気がします。先日の発達検査では手先の不器用さも指摘されたけど、元気に幼稚園に通う姿を見て、息子のペースで成長してくれたらいいなと思っています。
2才の頃、言葉の遅れ、好奇心が優先して危険を顧みない、年齢相応のルールが守れないなど、兄弟との成長の差に疑問を抱き、保健所に相談してカウンセリングを受けました。
初めは育て方に問題があるのではないかと悩んでいたけれど、それは生まれ持った特質で、しつけではどうにもならないことが多くあると理解できるようになり、広い心で受け止められるようになりました。
今は小学校の通常学級に通学しながら、週1回のペースで通級指導教室に。息子は自分の意思を尊重してくれる先生と信頼関係を築くことができ、通うのを楽しみにしている様子です。
次の記事では 療育教室ってどんなとこ?【Q&A】取材レポ を掲載。
取材・文/佐野恵子
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