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赤ちゃんの寝返りはいつから?親がやるべき効果的なサポートも紹介!
- 2021/3/30
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- takaishilma

成長の証ともいわれる「寝返り」。我が子がコロンと寝返りをうつたびに、「大きくなったね」「そろそろハイハイするのかな?」と思うママも多いのでは?
そこで今回は、赤ちゃんの寝返りに関する基礎知識をご紹介します。新米ママが知っておくべきQ&Aや寝返りのサイン、注意点にも触れるので、育児の参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの寝返りに関するQ&A

赤ちゃんが寝返りをするようになる時期は?
一般的に赤ちゃんが寝返りをする時期は生後5~6ヵ月と言われています。
しかし、早く寝返りをする子もいれば、生後半年を過ぎてもなかなか寝返りをしない子もいます。赤ちゃんの成長具合はとても個人差が大きいです。
とはいえ、ついつい周りをみて比べてしまったり、我が家の赤ちゃんはいつ寝返りするのかな?遅い?早い?大丈夫?と期待と不安が入り混じった何ともいえない気持ちになってしまうママもいることでしょう。
寝返りをせずに次の発達段階にすすむ赤ちゃんもいます。
心配な場合は、小児科や助産師さんに相談してみても良いかも知れません。問題が無ければ、赤ちゃんのタイプやペースを見守ってあげましょう。
寝返りに練習は必要?
寝返りの練習は必ずしも必要ではないでしょう。まずは赤ちゃんの過ごす環境を整えてあげることからやってみませんか?
- 動きやすい服を着せる(寒い時期など、服を着込んで動きにくいなんてことも!)
- 広く安全な場所に寝かせて過ごせるようにする
- 赤ちゃんの興味を引くもの、好きなおもちゃなどを近くに置く
このようにしてみると、赤ちゃんの興味の刺激にもなり、練習にもなりそうです。
ちなみに我が家では、生後3ヵ月頃に助産師さんの自宅訪問の際、練習方法として、「平らで安全な場所に赤ちゃんをうつ伏せにし、両腕を伸ばした状態で脇の下に丸くのり巻き状にしたタオルを挟んで上げると良いよ」とアドバイスをもらいました。
ですが、赤ちゃん本人の気分もあり、嫌がったりしたので実際はあまりやらずに終ってしまったのですが…。
赤ちゃんが寝返りを始めるサインは?

手足を上げて身体をひねろうとする
赤ちゃんが手足を上げたり、身体をひねったりするポーズをしていたら、寝返り成功も近いかもしれません!「寝返りをするぞ!」という赤ちゃんの意欲の表れですね。
ひねる動作を繰り返すうちに、勢いをつけてひねるなど、コツをつかんでいく様子が見られます。
赤ちゃんの様子を見つつ、そっと背中を支えるように押して上げる様にサポートしてみても良いでしょう。
我が家の娘も、身体をひねって練習しているような時期がありました。毎日毎日ギャーギャーと泣き叫び、唸りながら身体をひねるという動きを1ヵ月くらい続けていたように思います。
初めてその姿をみたときは、「何で怒って暴れている!?」と思って、まさか寝返りが近づいているサインとは気付きませんでした。(あまりにもギャーギャー騒がしかったので、少しウンザリしていたのは内緒です)
エビ反りになる

赤ちゃんがエビ反りになるのも、寝返りが近いサインと言われています。
エビ反りの姿勢で、身体を曲げたり、手足を動かして、筋力を鍛えているのだそうです。背筋を鍛えることは、この先の発達の際も良い影響を与えるようです。
身体を横向きにする
身体を横向きにした状態をしばらくキープできるようになってきたら、寝返り成功まであと少し!筋力もついてきて、寝返りのコツもつかんできていますね。
さらに、コロッとうつ伏せに成功したら、身体の下に腕が挟まっていないか見てみましょう。
赤ちゃんが自分で上手く腕が抜けないようであれば、優しく腕を抜いてあげてください。
繰り返すうちに、赤ちゃん自身で腕を抜くことも覚えていきますよ。
赤ちゃんの寝返りで注意したい3つのポイント

①夜間の窒息
赤ちゃんが寝返りをするようになっても、まだまだ自由に身体の向きを変えたりできない赤ちゃんは、うつ伏せ状態になってしまうことも。
そのまま顔が埋まってしまうと、窒息の危険性があります。
目を離さないようにするのが一番ですが、夜間はママやパパも寝ていて気付かない事もあるので、注意が必要です。
赤ちゃんの周りに、窒息の要因になりそうな物は置かないようにし、顔が埋まりそうな、柔らかすぎるベットや布団も避けるようにしましょう。
タオルやシーツが顔に掛かって息ができない!という可能性もあるので、赤ちゃん目線で寝る環境を考えることが大切です。
②ベッドや柵からの転落

寝返りができるようになった赤ちゃんは、ますます目が離せませんね。寝返りを繰り返すうちに、思いもよらない場所に移動していることもあります。
それが夜寝ているベットの上だったら…危険を想定しつつ、隙間への挟まりや、転落をしないよう、寝場所を整え注意しましょう。
柵の隙間なども、手足が入ってしまい、そのままひねってしまった場合、ケガの原因に繋がりますので、あらかじめ隙間は塞いでおくと良いでしょう。
③誤飲や挟まりに注意
赤ちゃんは寝返りができるようになると、視界も変わり、周りのものに興味いっぱいです。近くにあるものに手を伸ばし、口に入れてしまうかもしれません。小さなゴミや細かいおもちゃのパーツなどが落ちていないか確認しましょう。
寝返りを繰り返し、本棚やドアの側まで移動することも出てきますので、棚からの落下物や挟まりにも注意が必要ですね。
上にお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる場合は、細かいおもちゃや文具などが落ちている事も考えられるので、気をつけたいですね。
赤ちゃんのケガや事故と発達は関係が深いと言われているそうです。昨日はできなかったことが、今日突然できるようになる。昨日安全であったことが、今日は危険になる。ということです。
日ごろから事故やケガの危険性を考えて、赤ちゃんの周りの環境を整えて予防策をとり、パパ、ママ、家族みんなで、認識を共有することも大事ですよ。
まとめ

成長の証ともいわれる「寝返り」。早くても遅くても心配は尽きないですよね。でもそれは、ママが一生懸命に育てている証拠だと思います。
やはり、この時期の発達は個人差が大きいので、赤ちゃんの性格やペースを見ながら、見守ってあげるのがいいでしょう。
赤ちゃんの成長発達は本当に毎日目まぐるしいですね。寝返りひとつとっても、色んなサインがあって、ひとつずつ成長していきます。
正直、子どもが生まれるまでは考えもしませんでした。どんどん色んな事ができるようになるのは嬉しい!でも、もうねんねの時期には二度と戻らないんだなと、ちょっぴり寂しい気持ちにもなることでしょう。
ちなみに、我が家では、初めての寝返りの動画を撮ることに成功しています。
クルっと寝返りに成功し、アー!と声を上げてこちらに成功をアピールする我が子の姿。
我が子の寝返りの練習にも気付かず、むしろウンザリする時もあったのに、動画には頑張ったねーと涙声の私の声が入っています(笑)。
寝返りをするようになった赤ちゃんのお顔は、ねんねの時期とまた違ってそれもまた可愛い!できることがまた一つ増えて、行動範囲も広がります。
昼夜問わず心配で注意も必要ですが、可愛い我が子の成長「寝返り」。じっくり味わって子育てしていきたいですね。
リトル・ママ認定ライター 畑 有妃子