自分らしい働き方って?子育てと仕事の両立はできる?みんなどんな働き方をしてるの?そんな悩み多き女性の働き方について、子育て経験を持つ先輩女性が答えてくれるイベントが、福岡市男女共同参画推進センター・アミカス主催で開催されました。
結婚を機に(株)リトル・ママに転職。リトル・ママビジネススクールの校長として子育てママを応援。5才、3才のママ。
パネリスト 佐野 桜子さん
貸衣装やウエディングプロデュースの会社(株)ブレンダを20代で起業。10才、8才のママ。
パネリスト 土谷 和子さん
(株)ゼンリン ダイバーシティ推進部部長として、多様な働き方を支える制度づくりに注力。お子さんは23才、20才。
コーディネーター 佐藤 倫子さん
一般社団法人ママトコラボ理事、一般社団法人糸島市ファミリーサポート理事。11才、9才のママ。
オンラインで開催された今回のトークセッション、パネリストの3人の経歴はそれぞれ異なります。 お子さんがすでに成人されている土谷さんは、一つの会社に長年勤めています。 当時は共働き家庭が少なく、反対するご家族を説得しながら働き続けたそう。今は自身が多様な働き方を支援する部署で仕事をしています。 佐野さんは結婚前に起業していたので、会社の経営と、出産・育児を両立する難しさを感じながら、できることを取捨選択してきました。 そして、結婚を機に(株)リトル・ママに転職した中島。自身の入院・手術をきっかけにワークライフバランスを見直すことになり、2児の出産後は時短社員として勤務。 3人のお話を聞くと、働き方が異なれば経験してきた悩みも千差万別であることに気づきます。
経歴や悩みも異なる3人の女性、しかしお話の中には共通のキーワードが。それは周りとの「つながりを大切にしている」ということでした。 土谷さんの場合、平日はお迎えのため、一人だけ急いで会社を出ていた時期がありました。そこで休日には同僚を自宅に呼び、子育て中の自分の状況を知ってもらうと共に自分も仲間のことを積極的に知ろうと心がけたそうです。 経営者である佐野さんは、仕事とプライベートの境が無い状況の中でも、少しの時間を見つけて積極的に地域の活動に参加しているとのこと。 現在、まだお子さんが小さいリトル・ママ中島は、地域の行事に参加するのは難しいけれど、保育園の役員をすることで、周りとつながる機会を増やしています。 お話の中には、すぐに実践できそうなエピソードも。「元々は自分の段取りのために毎日職場の机の上に明日やることのメモを置いておくようにしていましたが、子どもの熱で急に休んだ時、周りはそのメモで私の仕事を把握してくれました」と土谷さんはおっしゃっていました。
イベントのコーディネーターである佐藤さんから「よく子育てと仕事の両立と言われますが、自分自身がその状況を『心地よい』と感じるかも大切」というお話がありました。参加者からは「その都度、軌道修正しながら臨機応変にやっていこうと思いました」との感想が。これまでの経歴や悩みは違っていても、子育て中のママが自分らしい「心地よさ」を見つけて輝けるような場所を見つけていきたいですね。
取材・文/外舘純子 (リトル・ママ ビジネススクール卒業生)
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