コロナ禍で働き方が変わったというママも多いのでは?お子さんを見ながら自宅で仕事をしているママたちは、スムーズに仕事を進めていくため、どのような工夫をされているでしょうか。 リトル・ママビジネススクール(=リトル・ママが運営しているママ向けのオンライン講座)の卒業生の中には、育休中のママや、未就学児を子育て中のママも数多くいます。そんな卒業生の中でよく話題にあがることのひとつに、「時間管理」についてがあります。スケジュールやタスク管理はどうしているか、子育てや家事をこなしながら仕事の時間をどう捻出しているか、といった課題は気になるところですよね。今回は、在宅ワーク初心者のママやこれから在宅ワークを始めてみたいと思っているママへ、ビジネススクール卒業生の実例を交えつつ、時間管理にまつわるお役立ち情報をお届けします。
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在宅ワークでは、時間を自由に使える分、自らスケジュール管理をしっかりしなければなりません。ここでは、スケジュール管理について大きく2種類の方法をご紹介します。ご自身に合った方法を見つけるための参考にしてみてください。
ネット環境や様々な機器が充実している今、クラウド上でのスケジュール管理もとても便利になりましたね。GoogleやYahooのカレンダー機能を使うと、パソコンからでもスマートフォンからでも気軽にアクセスできるため、場所を選ばず予定を確認することができます。 また、家族間や仕事仲間とのスケジュール共有もできるため、お互いの予定を確認したり伝え漏れを防ぐのにも効果的です。スケジュール共有で人気のアプリのひとつに「Time Tree」があります。メモやチャット機能もあるため、連絡を取りながらスケジュールを決めていくことが可能です。必要に応じて写真添付の機能を使うことで、長い説明文を打たずにスッキリと管理できるもの魅力のひとつです。
一方、紙の手帳には実に様々なタイプがありますが、中でも、バーチカルタイプと呼ばれる時間ごとの線がついた手帳はおすすめです。 こちらは日付と時間の2つの軸により、空いている時間を把握しやすいことが特徴。 やるべきことを可視化して、パズルを入れ替えるような感覚でスケジュールを調整したりできるため、毎日の予定が異なる場合や、すきま時間を活用したいと思っている場合にはおすすめです。 紙の手帳管理でおすすめしたいボールペンは「フリクション」です。消しカスが出ない特殊な消しゴムが付いているため、予定変更にも難なく対応できます。0.5mmの4色タイプを使い分けるのも良いですし、1色でも0.38mmの極細タイプを使うと見た目もスマートになりますよ。
仕事においても家事においても、「たいしたことをしていないのに、もうこんな時間?!」と気持ちが焦ることはありませんか?時間をうまく管理するコツのひとつに、「見える化して書き込むこと」があります。 スケジュール帳に具体的な打ち合わせや提出期限を書くという使い方は、多くの方がされていることでしょう。家事や育児も同時にこなす在宅ワーママにとっては、さらに「たいしたことではないけれど、意外と時間がかかること」も、あらかじめスケジュール帳に書き込み、作業時間を確保することが大切です。 私は先日、子ども3人と自分自身、計4人分のインフルエンザの予防注射を予約しました。この時、「この日の夜、寝かしつけと洗い物を済ませたあと、21:30から予約をしよう」と決め、実際手帳に「21:30〜22:00インフル準備」と書き込みました。 4人分のインターネット予約、問診票の記入、お金の用意に加え、定期的に受診しているアレルギーの診察もあったため、保険証、受給券、お薬手帳の用意もしました。 実に単純な事務作業ですが、これだけでもあっという間に30分経過。 受診日の予定だけでなく、このように事前準備にかかる時間を確保し、「時間の見える化」を目的としてスケジュール帳を使うと、「ただ時間だけが過ぎている」という状態を回避しやすくなります。
時間管理の中でも自分では調節しにくいこととして、「子どものぐずぐず」や「子どもが自らやってくれない」といった問題があるかと思います。 ここでは、まだ時計が読めない幼稚園児向けと、ある程度自己管理ができるようになってきた小学生向けのおすすめ時間管理術をご紹介します。
「8時に家を出るよ」、「あと30分でご飯だよ」と子どもに声をかけても、そもそも時計が読めなければ、この働きかけは効果的ではありません。 また仮に時計が読めたとしても、子どもには「あと◯分」という時間の長さの感覚が身についていないことが多いそうです。「あと30分」ではなく、「好きなアニメのテレビ番組1本分だよ」などと具体的に伝えてあげると時間の長さを意識しやすくなります。 また、ここでも「時間の見える化」を用いることができます。
実際の時計の横に、目安の時刻を書き込んだ時計を並べます。このご家庭では「長い針と短い針がここまできたら出発の時間だよ」と見た目でわかるようにしてあげたところ、お子さんの意識が格段に変わり、遅刻ギリギリ!という日が減ったそうです。時計を読む訓練にもなりますから、ぜひ一度試してみて下さい。
次に、子ども自らがTO DOリストを用いてスケジュール管理をしているご家庭の事例をご紹介します。朝のうちに、1日の予定とやるべきことを書き出しているそうです。
「学校から帰ってきたら、あーやらなきゃ!と思える。」 「今までは、やることが多くて覚えられなかったけれど、書き出したらできるようになってきた。」 「終わったものにチェックを入れるとうれしいなぁ!という気持ちになれるから、毎日続けたい。」 これらは実際のお子さんの感想です。子どもにやらせるというスタンスではなく、積極的に動いてもらうにはどうしたらよいか?と工夫することが、結果的にママが気持ちよく仕事に取り組めることにつながるのかもしれません。余談ですが、15時におかしの時間を確保しているのは、なんとも微笑ましいですね。
いかがでしたか。他にもちょっとした工夫で無駄な時間を省き、作業時間を確保する方法がありますので、それらはまたの機会にご紹介します。方法やアイデアを聞いただけでは時間は生まれてきません。試行錯誤を繰り返し、何が自分にとって良い方法なのかを探りながら、ともに在宅ワークを頑張っていきましょう!
リトル・ママ認定ライター MISAO
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