絵本研究の第一人者である松居直さんも明言されていますが、「絵本は子どもに読ませる本ではなく、大人が子どもに読んであげるもの」です。最近の作品は、子ども自身で読むことを想定しているものもありますが、昔ながらの絵本の多くは、読み聞かせを前提としています。
子どもは、パパやママと一緒に絵本を楽しみたいもの。読んでもらったほうがお話の中に入り込めます。今は自分で読むことよりも、「本って面白いね!」という体験を積み重ねながら、親子の時間を過ごすことが大事。豊かな読書体験がある子は、いずれ自分から読むようになります。自分で読む子も、大人が読んであげる機会を作りましょう。
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