子どもはリズムにのせた言葉遊びが大好き。絵本に集中できない低年齢の子でも、歌が始まった途端に耳を傾けてくれることがありますよね。中でも注目したいのが、親しみ深い“わらべうた”です。
「わらべうたは、昔からうたい継がれてきた日本のうたです。リズムがよく、日本語の響きの美しさや面白さがつまっているので、子どもたちはとてもよく聞いてくれます」。そう話すのは、絵本の読み聞かせとわらべうたの会を定期的に開催している国立国会図書館国際子ども図書館・児童サービス課の楢木さん。
「絵本の読み聞かせを楽しむには、お子さんが親御さんの声を心地良いと感じ、耳を澄ませてくれる関係作りが必要。そこでおすすめなのが、わらべうたです」。
同館では、絵本への導入としてわらべうたを活用しており、これによって子どもたちは読み聞かせにも耳を傾けるようになるそうです。
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